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賃金上昇が職を消す

久々にちゃんとブログを書きます。

 

2018年1月1日、多くの都市、州でミニマムウェイジが更に上がりました。

 

そんな中、年末に僕の考えを代弁している記事があったのでずっとブログでシェアしようと思っていたのですが遅くなってしまいました。

 

New minimum wage hikes set to kill jobs in 2018(washington examiner)

 

この中でいくつかの重要ポイントを抜粋しました。

 

Studies consistently show that raising the minimum wage leads to job losses for less-skilled individuals

(賃金上昇は手に職を持たない人達の失職を促す)

 

San Francisco’s $15 minimum wage led to a large number of restaurant closures

(サンフランシスコの$15ハイクは多くの飲食業を廃業に追い込んだ)

 

Meanwhile, the Washington Post reported that Seattle’s recent hikes led to reduced work hours

(一方シアトルでは仕事の時間枠が減少)

 

Increasing the minimum wage to $15 an hour is “a terrible idea” because it gives technology an advantage over people.

($15ハイクは酷いアイデアだ、人よりもテクノロジーを優遇する事になる)

 

“Technology is already taking jobs," Kaplan told ABC News. "What you ought to do is make it easier to hire people.”

(テクノロジーは既に人間の職を奪っており、私たちがしなければいけない事は人間の雇用をしやすくすることだ)

 

“Rather than celebrating New Year’s minimum wage increases, policymakers should recognize their inevitable hangover of fewer job opportunities for those who need them most” 

(新年の賃金上昇を祝うどころではなく、仕事を最も必要としてる人達の仕事枠の減少が避けられない事実にポリシーメイカー達は気付くべきだ)

 

 

僕のブログでもここ2年ほど何度も書いてますが、これ以上の賃金上昇はネガティブインパクトしかありません。

そしてこの影響は飲食、小売り業界だけではありません。

賃金上昇と共に既に上がり続けている物価の上昇は更に加速し、消費が落ち込み続けお金がどんどん回らなくなる。

それプラスの時間枠や仕事枠自体の減少、スモールビジネスの減少、税収の悪化...

貧困層の“収入を増やす為”の策は今後彼らをより追い込むことになる。

 

無知な人達が無責任に$15運動をし、議員達が自身の人気集めの為に無責任に可決、

そうした結果苦しめられるのはその運動をした本人達だけでなく無関係の人達、市、州、そして国。

 

この15ドル案に賛同した人達はこの過ちに気付いてるはず。

ただあんだけ文句を言って押し通した“解決策”が間違っていたと自分達からは言いだせない。ブレグジットのそれと同じ。

賢い人達に対応策をしてもらい待ち。

 

これから数年カリフォルニアは本格的に苦しい状況になるでしょう。

 

 

今日も1日お疲れ様です!

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