{3CD88C30-0F5C-40A2-9F4C-83F19CEF9595}


赤螺(アカニシ)は栄螺に似た貝の一種。

塩で揉んで滑りを取り、熱湯にくぐらせて冷やし刺身で頂きました^ ^   旨い。


こぶし大の大きさの赤螺が殻を閉じて開かないのになぞらえて、

「握ったものははなさない」というケチの意味で使われます。

「味噌蔵」という落語では、

屋号が赤螺屋(あかにしや)、名を吝兵衛(けちべえ)味噌屋の商人で、大勢の奉公人を使っているが40歳になっても独身。その理由が

「世の中に女房くらい入費のかかる無駄なものはありません。私はそういう危険物は取り扱わないことにしています」

という、てっていした吝な人。


落語「片棒」では、けちべえさんが3人の子供に遺産を相続する話もあります。