4月中旬から下旬にかけて行って来た中欧の旅行記です。
華僑系にユーロ換金を阻まれたり、トイレに閉じ込められたり、4月なのに雪に降られたり、案の定、いろいろやらかしています。
旅行前のてんやわんやはこちらから:
旅行記の始まりはこちらから:
グスタフ・クリムトによる絵画の完成作品は上品なんですが、製作過程途中(未完成)の絵は、女体への愛情がほとばしっていました。
ああ、この人は女体が好きなんだなあ、と。
女体が好きだったのか?女体を描くのが好きだったのか?おそらく両方です。
気になって調べたら、やはり多くの絵のモデル女性と肉体関係にあったようです。
わかりやすすぎる…ッ!
『接吻』は額縁も素敵でした。 グスタフ・クリムトの様々な作品が展示されていて、まさに、ほええええええ状態。
この展示室の隣には接吻のポスターがあってセルフィーを撮れる様になっています。『セルフィーの間』。こういう気配りは嬉しいです。 撮影禁止の美術館内において、この部屋は唯一、写真撮影可能な場所でした。 撮影禁止と書かれていて、係の人が注意しているにも関わらず、撮影する人がいるのには驚きでしたが。
さらに驚くべきことに…
フィンセント・ファン・ゴッホとエドヴァルド・ムンクの作品も展示されていたんですが、チケット購入時にもらえる案内にすら載っていないという。
えええええ?!有名作品ではないからでしょうか?
この筆致はゴッホぽいなあ、この筆致はムンクっぽいなあと思ったら、
本当にゴッホとムンクだったっていう。
恐ッ!
しかも特に注目を集める訳でもなく、皆、素通りですよ!
恐るべし、ウィーン!
展示されていたゴッホの作品はDie Ebene von Auvers
展示されていたムンクの作品はMänner am Meer
エゴン・シーレやモネの作品もありました。これらは、案内にも載っています。
私が購入したのは上宮と下宮が一緒になったチケットです。
さらに、ローレンス・アルマ=タデマ展までやっていました。 彼の娘が日本人形を持っている絵とかもあって、ほええええ、と。
またFerdinand Georg Waldmüllerの作品で、母親が育児疲れで倒れている絵画とかがあり(Erschöpfte Kraft(英語タイトルはExhausted strength)、描かれたのは1854年!)、興味深かったです。
ああ、どの時代でも、どの文化でも育児って大変なんだ!と妙に納得。←子供いませんけど。
絵画とは別に黄金の部屋とか、大理石の部屋とか、グロテスクの間とか、もう
金銭感覚がおかしい
としか思えないようなゴージャスな部屋の数々が。
オリジナルの宮殿の持ち主、プリンツ・オイゲンは軍司令官であり、英雄であったそうですが、そもそもこんな宮殿を造れる財力と技術が18世紀にあったところが恐い!
恐るべし、オーストリア!
『セルフィーの間』として使われていた部屋。宮殿の雰囲気がわかって頂けるかと。この部屋は、地味な部屋の類(たぐい)です。恐ッ!
そんなこんなで、夢中になって見て時間の感覚がなくなってしまい、8時間飲まず食わず。フラフラでした(昨日の記事参照:果てしなく遠いベルヴェデーレ宮殿)
ハプスブルグ家めッ!(←違うだろッ!)
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