カナダのオンタリオ州在住者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。
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ブログ記事は実際の出来事をもとに誇張や脚色を加えたフィクションです。とっぷり、ガッツリ、実在の企業名が出ている事もありますが、あくまで実在する人物や団体とは関係ありません。
前回の記事、カナダのゴミ出しが楽過ぎる件。の続きです。
東京にで住んでいた時は、ゴミの分別作業そのものより、ゴミ出しをちゃんとしないと非難されるみたいな空気がすごく恐かったです。
ちゃんと出しても、カラスがごみを散らかしていて、散々なことになったり。
ゴミ出ししたら、近所の人とおぼしき人がやってきて「そちらのアパートでマナーを守ってない人がいる」とか言われたり。 見張られているみたいで(実際に見張っていたんじゃないかな?)、かなり、おっかなかったです。
他者のマナー云々を私に言われても。
管理人に連絡をしろ、ということなのでしょうか?
今だったら「大家さんに報告しておきますね。」くらい言えるかもしれませんが、その時は、待ち伏せ的なこの行動に、ただただ恐怖でした。
リサイクルも分別種類が多過ぎて、ゴミ出し準備に時間がかかりました。
カナダに引っ越す時とか、ゴミ収集日が限られているし、粗大ゴミも出す必要があるし、『このゴミをちゃんと捨てられるんだろうか?』と一種のゴミ出し鬱になってました。
友人の体験談なのですが、ゴミを出した時に、カラスか風で集積所からはずれた場所にいってしまったらしく、 大家がそのごみを回収して、ゴミをチェックして友人のゴミだと特定、家に帰ったら、そのゴミが 玄関の前にぐちゃぐちゃの状態で置いてあり『ゴミをちゃんと出せ、でないと出て行け!』みたいな貼り紙がしてあったそうです。 わざわざ他の人にも見える様に。なので見せしめですよね。 恐いッ!
注意の電話や手紙ならわかるのですが、玄関前にゴミ放置で貼り紙ってかなり陰湿な気が。
しかも、そのアパートにはゴミ集積場にネットとかも配備されてなかったのです。
友人は引っ越しました。
この話を聞いてますます恐くなり、東京に住んでいた時は本当にゴミ出しが憂鬱でした。
ゴミ出し前日から緊張してしまう状態で。
しかも深夜・早朝のゴミ出しがダメで回収時間が8時なら、一体、いつが安全時間帯なのか?
一人暮らしでその時間にいない人間は永久にゴミをだせないんですが…!
そんなこんなで日本の資源ゴミの徹底ぶりはすごいなあ、と思いつつ、あの過剰なまでの『ちゃんとキッチリゴミをだせ!』プレッシャーは辛かったです。たまたま住んでいた地域がそうだっただけかもしれませんが。
ごみ分別や資源ゴミの徹底は素晴らしい事ですが、その分、ちゃんとしていない場合の糾弾するパワーもすごく強かった気がします。「注意」ではなく、つるし上げみたいな…?ちょっと魔女狩り的な何か。
実家の方でも資源ごみの分別はかなりあるのですが、ここまでのプレッシャーはかかりません。生ごみはコンポスト、資源ごみなら出し損ねても次に出せばいいかという感じでのんびりしているので。なので分別そのものより、ちゃんとしないと非難されるプレッシャーがゴミ出しの憂鬱の原因なのだろうなあ、と。
ちなみにカナダで牛乳パックを解体してリサイクルに出そうとしたら、カナダ人に「No way...! 日本人、毎回、そんなことしてるのか?日本人以外、絶対実行不可能だ!」と言われました。 私もそう思います。
日本の資源ゴミの徹底ぶりとカナダのゆるゆるっぷりを、足して2で割れば、ちょうどいい感じになるかもしれません。
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