カナダのオンタリオ州在住者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。
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ブログ記事は実際の出来事をもとに誇張や脚色を加えたフィクションです。とっぷり、ガッツリ、実在の企業名が出ている事もありますが、あくまで実在する人物や団体とは関係ありません。
SNSで子供を投稿するのは裸の写真などでなくても、実はかなり危険だそうです。
ネット上で何かしらかの足跡を残すことをデジタルフットプリントと言います。 アカウント作成、投稿、閲覧履歴、写真、プロフィールなどもこれにあたります。 しかし親が、子供の写真を投稿すると、親によって子供のデジタルフットプリントが既に作られてしまう訳です。
子供の意志に関係なく。
子供は親の所有物ではなく、別の人格なので、その子供が判断がつかない時に親が子供のデジタルフットプリントをネットに残してしまう行為は、もっと深刻に考えるべきという専門家も多いです。
子供の写真をそのまま載せている人も多いですが、
- 子供の顔がパブリックにさらされる。
- 子供の行動範囲がわかる
- 子供の生活パターンがわかる
と、問題に巻き込まれるリスクを保護者である親がかなりあげているのは事実のように思います。
また、小さい頃の写真など、子供がある程度大きくなって恥ずかしい思いをする場合はイジメに使われることもあります。
以前はGPS情報が一緒にあげられて問題が起きたため、大手のSNSではこのGPS情報を自動的に削除するようにしていますが、 写真を取る時にこの設定を確認していない人が殆どではないでしょうか?
近所の風景や、子供のユニフォームなどでも、かなり特定されます。
例え顔のみを隠していても、他の要素で個人特定ができる可能性は高いです。
親の行為で子供を危険にさらしていても、親側にその自覚がないのが問題なのかもしれません。
うちの近所は治安がいいから大丈夫!という人もいるかと思うのですが、子供の写真がいかがわしい目的でダウンロードされている可能性もあるのです。幼児・小児の普通のスナップショットですら興奮の対象にする人たちがいるのです。
多くの幼児・小児性愛者はネットで写真を収集してますし。これは男女関係ありません。
子供の写真を投稿する親は多いですが、その殆どがSNSのプライバシー設定を理解していないそうです。
facebookの設定は閲覧を友人のみにしていてもその友人の名前がタグに入っていたりすると、その友人の友人にも投稿が見えますよね? なので、自分の友人だけでなく、その投稿はかなり広範囲にさらされる訳で。
そして投稿を削除しても、そのSNSのデータベースから削除されるとは限りませんし、誰かがすでにコピーを取っている可能性もある訳です。
普通のスナップショットの子供の写真が、別の国でいかがわしいサイトに使われていたりすることもあるそうです。 しかし、国が違ってしまうと対策を取るのも難しい訳で。
つまり、一度、ネットに投稿してしまう(されてしまう)と、その写真をコントロールすることはできません。
大人の自分でもSNSに写真を勝手に投稿されると腹が立ちますが、子供の場合は、親や大人がそれをやってしまうと選択肢なしなので。
皆さま、写真を投稿する際にはお気をつけください。
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