一時期、山本文緒さんにハマった。
もう20年も前になるかな。
今は本は買わない私だけど、あの時は本を買うのが好きだったな。




これも夢中で読んだ。
ドラマ化したらいいのに、とずっと思っていた。
恋愛中毒  はドラマ化したけどこっちのほうがドラマには向いてると思っていた。


山本文緒さんは、ふとした日常の苛立ちとか、ささくれだった心の描写が上手い作家さんだと思う。直木賞を取って、やったね、と一番思えたのはこの作家さんだ。

今回ドラマ化すると聞いて、キャストは微妙なんだけど、(中谷美紀と玉木宏)← いや、二人とも上手い俳優さんですがね。
木村多江が話の要になる、人妻役!
これはドンピシャだと思う。まだ観てないけど。
原作のイメージぴったり。私的には。
ユースケサンタマリアは、じゃあ木村多江の夫役か?こちらも微妙。
もっと原作のイメージでいくなら、むさ苦しい人の方がいい。イメージ、六角精児みたいな。←失礼。
でもちょっと楽しみ。
ただ、録画するとまず観ない。いつもそう。
撮りためて結局気づいたら消されてる。
でも座ってお茶飲みながらテレビ観るのほんとにできないのよね。なんか落ちつかないの。



山本文緒さん、いっとき、鬱を患い、長いこと書けなかった時期がある。
だから復帰してくれた時にはやっぱり嬉しかったな。寡作でいいから、たまには出してほしいなと思う。無理しないでほどほどでいいので、一ファンとしてそう願ってます。


今見たら、やっぱりちょっと原作設定変えてあるのね。娘が大きい設定がなあ、やっぱりそこは変えないでいただきたかった。