幕末にイギリスより渡来したレモネードが語源。
訛って長じて本邦では「ラムネ」と呼ばれ、ビー玉入り瓶でおなじみのラムネ飲料と、錠菓のラムネ菓子に大別されています。

ラムネ菓子とは日本独特の呼び名で、その由来は正確には不明。シュワシュワ感が飲料にくりそつなので、それがルーツだという説(筆者の独自論)もある位・・・

お隣の台湾では驚く事に、水果糖(ドロップ・キャンディの意。英語表記は「Chyun Candy」)と呼ばれている「ラムネ菓子」。
今回はその代表格、川元食品行の「来一杯 水果糖」を御紹介します。
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 (来一杯=一杯下さい。水果糖=ドロップ・キャンディの意)

ジュースの形をした台湾の「来一杯 水果糖」。
「ドロップを一杯下さい!」なんて、日本にいたら7回生まれ変わっても言わないし聞きませんよね。

まあ、細かい事は抜きにして(日本の駄菓子もツッコミどころしかないの多いし)、とにかくドロップ・キャンディを飲むという考えは中々おもしろいですね。
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 (大きさは日本のガラけーレベル。小さいね!)

大きさはやや小ぶり。日本のガラけーと同レベル。
ではお待ちかね、中身を見てみましょう。
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 (上部のストローも取り外し可能。中身は少し硬いラムネ菓子?が!)

中から出てきたのは、ドロップキャンディとは思えない、日本のラムネ菓子クリソツなものが!
食べてみた感想は→「味は日本のラムネだが、ラムネと云うには少し硬く、ドロップと云うには噛む方にベクトルが向いている、取り外し可能な上部ストローには若干ビビったが、台湾版ラムネと云うに値する菓子」って所でしょうか。

ひとつ20元(日本円で約68円。2014年9月現在)。

けっこう食い応えありましたし、台湾で見かけた際は買うことをおススメします!