子供達に夢を与えたい・・・・

終戦直後の昭和21年(1946年)に、上記の願いを込めて誕生した「カバヤ食品(株)」。

まだテレビも冷蔵庫もない時代・・・・
甘くて美味しい「カバヤキャラメル」、オマケ(点数を集める方式)でもらえた「カバヤ文庫(世界の名作)」という最強のツートップを友とし、カバの形をしたキャンペンカー(通称・カバ車)で全国を走り回り宣伝販売するというガッツあふれる離れ技で、全国の子供達(現・団塊世代)の胃袋と心をガッチリ満たし、今なお走り続ける駄菓子界のレジェンド・メーカー。

今回は、そのカバヤ食品の意味深フレーバーな駄菓子「シュワボーチェンジコーラ」を紹介します。
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(シュワボーの意味は後報。とにかく一気にいっときたいね!)

のっけから、「シュワボーチェンジコーラ」と言われても、何のことや??って思うでしょう。
筆者なんか、ファミコン16ビット時代の何かのパスワードかな?と思った位。
ゲンさん。危うくオホーツクに消えそうでしたぞ。

でもね、全国津々浦々を「カバ車」で地道に回ってマーケティングを遂行した、武士(もののふ)レベルに男らしいカバヤ食品のこと。
ストレートな意味に捉えて問題ないっスYO。

単体で食べますとね。
外側を優しくコーティングしているソフトキャンディ上部分がオレンジ味、下部分がレモン味の2段高層。
内側に詰め込まれた粒々が「シュワシュワパウダー」。その味は飛び跳ねそうにスッパイ系。
となっております。はい。

しかしこれを一気に口にぶち込んでみると・・・・・・・
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 (コーラ味になって胃袋に消える様は、かげろうの如し)

コーラ味になるじゃないっスか!!!

シュワシュワなボーを一気に食ってみいや。
コーラ味に変化するで。であるからして=「シュワボーチェンジコーラ」って訳なんですね。

さすがさすがのカバヤパワー。
この不思議な味を伴って、1ヶ=30円はお買い得。ぜひお試しくだされ!


「子供達に夢を与えたい」。それがカバヤの今も昔も変わらぬ企業姿勢。

カバヤキャラメル世代の我が両親は、カバヤの駄菓子で夢と希望をもらい育った団塊の超ド真ん中の世代でもあるのです。

駄菓子・駄菓子屋文化の夢・希望を世に発信し続けている、まさしく団塊Jrでもある息子(筆者)にもカバヤのそうした熱き、いや優しき思いがビンビン伝わっています。超リスペクトしてますYO.

そしていつの日か、工場見学へ突撃してみたいですなぁ。
「オッサン一人でもいいだろうか?」って応募あったら、それ多分僕なんで、大目にみてネ。

そこんとこ、よろしくメカドック!