El Comercio紙5月14日付に掲載されたIpsos社の5月期の世論調査
ペドロ・パブロ・クチンスキー大統領の支持率は4月と変化なし。
しかし同社の世論調査で先月分で出てこなかった項目。
それはフジモリ、ガルシア、ウマーラ元大統領たちに関する問題に関する国民の感想。
あくまでも国民の気持ちであって、それが正しい判断だというわけではない。
収監中のフジモリが、恩赦か自宅で刑期を終えるべきか。
大統領は人道上の理由からフジモリに恩赦を与えるべきである
賛成 59%
反対 38%
フジモリに関して何をすべきか、
テロリストでない高齢の受刑者は自宅で刑を終えることができる法律をつくるべきである。 37%
恩赦か釈放をすべきである。 36%
刑務所に留まるべきである 24%
オデブレヒト事件
ブラジルの総合建設会社がラテンアメリカ各国で多額の贈賄を行いながら入札に成功してきた件
ブラジル・オデブレヒト社長の電話帳に出てきたAGのイニシャルとアランガルシア元大統領の関連
AGはアラン・ガルシアのイニシャルを指す 74%
別人のイニシャルである 18%
ウマーラ元大統領と妻エレディアのカップルは政権時代にオデブレヒト社に便宜をはかった
便宜を図った 92%
便宜を図らなかった 4%
オジャンタ・ウマーラ元大統領とマードレ・ミア 村人行方不明事件
マードレ・ミア事件
1992年、ワヌコ州、マードレ・ミア基地の兵士たちががテロリストとみなした二世帯を誘拐、女性二人が行方不明になった事件で、当時軍人だったオジャンタ・ウマーラがかかわっていたというもの。
誘拐され・拷問を受けながらも脱走することに成功したホルヘ・アビラが兄弟の嫁と、祖母が行方不明になったと警察に訴えたが、その後、届けを引き下げた。しかし、今年4月、ウマーラ側から4500ドルが支払われたために訴えを引き下げたと告白。
行方不明事件と殺人に関してウマーラは有罪か否か?
有罪である 69%
無罪 15%
ウマーラはマードレ・ミア事件で証人に金を払ってだまらせた。
有罪 75%
無罪 13%
検察はオジャンタ・ウマーラを予防拘禁を請求することが必要か?
予防拘禁を請求すべき 73%
予防拘禁は必要ない
セサル・サンマルティン最高裁判事
フジモリに25年の禁固刑の判決を下したことは
客観的に行った。38%
厳しすぎる 54%
ウマーラを起訴したマードレ・ミア事件を棄却したことは
ウマーラの捜査に関して客観的であった 17%
ウマーラを放免にすることで便宜を図った 75%