夫の実家に泊まり、二日目は
お買い物に行っただけで
来客があれば使われる二階の部屋で
だらだらと過ごしたり
階下に降りて両親とお茶を飲んだり
テレビを観たりしているうちに
夕方になりましたが
夕食はいつものようにお鮨の出前。
お鮨が届く前に
簡単な総菜を作りました。
茗荷の肉巻き照り焼き
半分に切った茗荷を
しゃぶしゃぶ用豚肉で巻き
照り焼きにしたものです。
盛り付けた後、
白胡麻でも振ればと思って探しましたが
見つからず…。
台所にいたら、舅が来て
買ってある牛肉の期限が切れそうなので
そのお肉を使って何でも良いから
一品作って欲しいと頼まれました。
急なことなので少し焦りましたが
冷蔵庫を漁って玉葱を取りだし
やっつけ仕事で作った一品。
牛肉と玉葱のサッと炒め
フライパンで玉葱を炒めた後、
牛肉と調味料を加えたら
すぐに火から下ろし
余熱で炒めたもので
牛肉がやわらかく仕上がりました。
そうこうしているうちに
メインのお鮨も届き…
出前鮨
五人前のお鮨も四人でペロリ。
私が料理にカメラを向けることに対して
舅からも姑からも
その理由を
一度として尋ねられたことはありません。
たぶん、
「この嫁は料理写真を撮るのが趣味なんだ…」
くらいに思っているのかもしれません。
いつもはカメラのことなど頓着せず
みんなさっさと食べるのですが
この日はどうしたのか
私の写真撮影が終わるまで
誰も手をつけずジーッと待っています。
「あー、すみませんでした。
じゃあ、いただきましょう！！」
そんな私の言葉を待っていたようで
「もう、いい？」と言いながら
姑が何かに手を伸ばしました。
姑は、ついぞ数日前まで
入院していた人とは思えない元気さで
食後には柿やキウイなどの果物も
もりもり食べていました。
