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先手：flummi2
後手：gps_l
四間飛車穴熊 対 銀冠穴熊。
このままだと居飛車作戦勝ちになりそうですが・・・
上図以下△４五歩（下図）
人間だと一秒も考えないですよね。
「こんなの△４五ポンじゃない・・・」という方、すみません。
上図以下
▲３三角成 △同 桂（下図）
当然角交換。
▲２四歩△同 歩▲同 飛には△３五角。
よって、ここで▲６八金と寄る手が嫌なんですが、
それには△４四角という手があるらしい（下図）
次に△２二飛と指せれば後手陣は安定しますし、
▲２四歩△同 歩▲同 飛には△４六歩（下図）
▲４六同銀は△４五銀で捌けるので▲同 歩ですが、
△４五歩と継ぎ歩して難解な形勢になるようです。
こういう筋が通用するとなると、
振り飛車穴熊もバリエーションが増えますね。
本譜は△同 桂に▲６八角（下図）
銀にヒモを付けた手ですが、これも気付きませんね。
一見△２二飛でつまらないようですが、
▲７七角と出る手があります。
上図以下
△１三角 ▲１六歩（下図）
よって△１三角と受けましたが、
▲１六歩で先手がペースを握ったようです。
上図以下
△４一飛 ▲１五歩 △同 歩 ▲同 香 △５七角成 ▲同 角
△４六歩（下図）
△４六歩では△１五香も自然ですが、
▲１三角成や▲６六角など、先手の角は活躍しやすい。
△４六歩の突き捨てが入れば、角の自由は奪われる。
上図以下
▲１一香成 △４七歩成 ▲６六角（下図）
よって先手は▲１一香成と踏み込む。
▲６六角は冷静で、▲１三角成△１一飛は大変。
上図から△４五桂も有力に見えるけど、
飛車が押さえ込まれてしまうのかな。
上図以下
△１一飛 ▲１七歩 △４一飛 ▲３三角成 △４六飛（下図）
本譜は飛車の捌きを重視した手順だけど、
△４六飛の途中下車はやっぱりつらそうだなぁ。
上図以下
▲４四角 △６二金上 ▲７五歩 △５七と ▲７四歩 △４七飛成
▲７三桂（下図）
こうなると、先に噛み付いた先手が良いでしょうね。
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