酒はしづかに飲むべかりけり | そろって浄土に弥次喜多道中膝栗毛

そろって浄土に弥次喜多道中膝栗毛

残り少ない人生、死ぬのは苦しいものか、どうも痴呆老人になって死んでいくようだ。お寺の坊さんに頼んでいるが。
残りの人生、東海道中膝栗毛の弥次喜多道中のように気楽に行けないものか。

穏やかな秋空 真っ青な天気 食欲の秋 小生の小腹がすいた時のおやつ さつまいもを電子レンジで4分ぐら
いチンをして 頂きます さつまいもは 繊維質が多くて 身体にもいいとかいいますよ 
 
ドイツ大使館さん @yg_ja 10月3日は ドイツ統一記念日 今年は 統一25周年なのだという ドイツ統一とい
えば あのベルリンの壁が取り壊されて 自由に行き来できるようになった日ですよね もう25年も 経ったので
すか 確かテレビで 壁の上に載った多くの若者達が ハンマーで 煉瓦の壁を取り壊していましたよね




                     (十月四日の誕生日の花 ポットマム 花言葉 高潔)


                                「日比谷花壇 三六五日の誕生日の花・花言葉」 転載


同じく テレビで 東西ドイツを分ける有刺鉄線を乗り越えて当時の西ドイツには入ろうとして 有刺鉄線で身体を
痛めつけられた方や 銃撃されて亡くなられた方もおられたのではありませんか たしか     陸の孤島になってい
たベルリンにアメリカ軍が飛行機で物資を輸送していたのではありませんでしたけ   激動の時代であったのです

御紹介されている「2分でわかる  |東西ドイツ統一25周年」を  見させていただきました  (bit.ly/1j416vo) また
シュタインマイヤー外務大臣の挨拶   (m.japan.diplo.de/Vertretung/jap...)も   拝聴いたしました   「ドイツの将
来を欧州において政治的取組を進めていくにあたり、欧州統合のみが唯一の回答であるとし、 今日ドイツが担う

責任は、自国に対する責任にとどまらず、欧州の平和と協力の実現という欧州の共同プロジェクト全体に及ぶも
のなのです」(引用)と その決意を述べられておられます
HAiQさん @GuntouQ 国家と神と表彰台 なるお話し guntou.xsrv.jp/WordPress/?p=8... と youtube.com/
watch?v=jBnF08 から 

これは また  真面目な なんのお話かと思った    「トリノオリンピックの個人スプリントで    金メダルを 獲得し 
表彰台で生き生きとした喜びを全身に表している」(引用) 喜びとともに流れる歌は  カナダ国歌 オー・カナダ
とか 本当に心から喜びを表現していますよね 外国の国歌ってどうしてみんな  このように まさに喜びを表し



     
                              (栗)


                      「季節の墨彩はがき絵」 山下秀樹著 誠文堂新光社 参考 以下同じ


て いきいきと歌っているのですかね いつも不思議な思いにとらわれますよ
それに 比べて 日本の国家 君が代 沈んだ 深い海の底から 浮き上がってくるような 悪く言えば 陰気な
歌 しかし これは あの万葉家人の大伴家持とかの歌からきているとか聞いたことがありますよ 一緒に雅楽

の君が代が添えられていますが こちらも何のことかわかりづらいですよね  いわゆる日本の国造りの歌なの
でしょうか
フィフィさんが 日本に来て エジプト国歌が流れた時に あのアラブの女闘士のフィフィさんの顔には 滂沱の

涙が流れたと言われていましたが 国歌って 異国というか 外国で聞くと  また変わった感傷が湧くのでしょう
か 小生も 仮に 外国で 日の丸の国旗の下に 国歌 君が代 が流れれば  思わず 起立して 涙を流して
歌うのではありませんかねえ

それにしても 日本の国歌 君が代は若い人には何の歌なのかわかりませんよ 今でも教育現場では 国歌や
日の丸に起立斉唱するとか しないとか つまらぬ議論に終始しているのが日本の悲しい現状ですよね もうす
こし 雰囲気の変わった行進曲風の国歌はできませんかねえ ちょうど あの 愛国行進曲のような 

水夜ちはる さん @t_mizuya 電車ではなくて デーゼルカーに乗られての感想か 車内の雰囲気がバスだよ
ね これは気がつかなかったよ そういえばそうだよね 小生の田舎に帰ると ローカル線なので 今でも ディ
ーゼルカーが主流だよ 





                                (松茸)


しかし よく気が付きましたねえ 何でもない毎日の生活   ちょっとしたことに気がつく繊細な感覚に驚きました
バスの雰囲気というのは 車内がディーゼルの排気ガスの匂いというのか 油臭いこと それに 動き出す時に
デイーゼルの音が大きくなり まだ 震動が激しく 丁度 ディーゼルエンジンで動くバスのような雰囲気に似て

いるからでしょうか 電車のような無機質でスピーディな乗物より デーゼルの ちょっと のろまで 動きが鈍重
な感覚もあるのでしょうか 小生は 田舎に帰ると バスより デーゼルカーに乗るのですよ 特に朝の通勤通学
時間帯ですと 女子高校生も結構乗りあわせていますよねえ 

いま 鉄子などといった電車乗りの趣味クラブの女の子のお遊びの趣味が流行っているとか 全国のデイーゼ
ル車を乗り継ぐ旅なんかいいですよね ちょっとチビチビやりながら 車窓の景色を眺め  いろいろの地元の方
々のお喋りを聴きながら ああ 極楽だあ 



             人の世に たのしみ多し 然れども


                酒なしにして なにのたのしみ


                            (若山牧水) 


                              「酔っぱらい大全」 たる味会 編  講談社 引用


本書によれば 若山牧水なる方 酒と旅の歌人として有名な方とか 牧水の旅の歌は 二二八六首もあり これ
は歌集全体の約三分の一にもなるという 生涯の旅行日数は 一六七四日にもなるという (p162引用) 旅に
は酒なしにでできませんよ 
 
「大の酒好きで、一日一升程度の酒を呑んでいたといい、死の大きな要因となったのは肝硬変である。ちなみに
、 夏の暑い盛りに死亡したのにもかかわらず、死後しばらく経っても死体から腐臭がしなかったため、「生きた
ままアルコール漬けになったのでは」と、医師を驚嘆させた、との逸話がある」(Wikipedia/若山牧水 2015/10

/4 引用) アルコール漬けとは また ひどい言葉 本当の酒好きだったのだあ 四十二歳で逝去とあります
若死にですねえ  詩の天才なのに もったいことですようねえ これで 七十歳とか 八十歳ぐらい長生の老人
であれば また 面白い詩を沢山残されたのではありませんか




                           (月見)


                                          「俳画に誘う」 小野華優著  祥雲社


勿論有名なあの歌も一緒に


            白玉の 歯にしみとほる 秋の夜の


               酒はしづかに 飲むべかりけり


                           (若山牧水)                        (p162)