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学生時代フランスの作家「カミュ」に憧れ彼の作品を読みあさったこありました。カミュは、「異邦人」等でノ―ベル賞を受賞した作家です。


  このカミュは、「幸福とはそれ自体が長い忍耐である」と言っています。この言葉が彼自身の人生で一番苦労を重ねた時の言葉ですから、意味深い言葉だと思うので今でもはっきり覚えています。


幸福とは全ての人が求めるもので誰しも不幸になろうとして努力する人はいません。普通楽して豊かな人生を夢見てそれなりの努力を重ねていくものでしょう。


カミュの「幸福論」も我々凡人の求めているものと、何ら変わりはないと思います。ただ違うのは幸福を掴もうとする時、幸福になるための忍耐が必要だといっているのだと思います。幸福になろうと言うことをあきらめたり、嫌気がさしてしまったら、幸福にはなれないのです。幸福になろうと思ったら、その目的のために長い努力と忍耐が必要なのです。


私達も一人一人が幸福になるために長い忍耐を持ち続け、努力して本当の幸福を掴みたいものです。