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30年前に亡くなりましたが、私の叔父に「狂言師」がおりました。この世界ではちょっと有名な人でした。しかし、私の記憶に残っている叔父は、いつも酒によっておられたましたが、しらふの時は、京都の文化について熱く語っておられました。

 

「京都は、伝統と革新を併せ持つ日本文化の中心だ」「京都人ならまず伝統文化を身につけろ」「まず、お茶をやりなさい。茶道を身につけなさい」と言われたことがあります。

 

私も何度か挑戦したのですが、続けることができませんでした。

 

今、京都の公立高校で高校の授業で「茶道」を取り入れているのです。京都人と言うより日本人なら「茶道」を当り前にやらないといけないと言う学校の考えなのです。

 

今、小学校で英語の授業が取り入れられてきていますが、「茶道」や「華道」を体験して日本の文化を語れる時間を作ることも必要だと思います。

 

一人ひとりが心豊かな人間になれば、現在のような色々な悲惨な事件がおこならいと思います。どんなに英語が堪能にしゃべれても、中身がなければ意味がありません。

 

最近京都の若者の間で古典文化に興味をもっている人が増えてきています。それは、何をするにあたっても自分達が京都で生活していることで、日本の文化をどこかで背負っていると言う意識が少しはあるのかもしれません。

 

「若者よ日本文化に誇りを持とう」