中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

優秀な人材の確保・育成に対する意識を強く持て!

2015年05月22日 05時25分50秒 | 中小企業白書(2015年版)
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は中小企業白書(2015年版)63ページ「今後の賃金に関する考え方」をみましたが、今日は65ページ「中小企業間における収益力の違いと労働生産性」をみていきます。

下図から、高収益企業と低収益企業の労働生産性を、1983年を100とした指数でみると、全産業では1980年代は高収益企業も低収益企業も同様に上昇していたが、1990年代に入り、高収益の中規模企業では引き続き上昇する一方、高収益の小規模企業では低下に転じ、2000年代に入り再び上昇傾向となっていることが分かります。

低収益企業においては1990年代以降低下傾向が続いているが、小規模企業においては2000年代後半以降上昇に転じています。

この結果、高収益企業と低収益企業の間の労働生産性の伸びの差は、1990年代以降に広がりを見せ、2010年以降も依然として大きな差がある、ということです。

そもそもこれは高収益企業と低収益企業との間の人材に関する問題意識の差は企業の生産性とも関係しているだろうか、という仮説に基づくものです。

結果は、高収益企業は優秀な人材の確保・育成に対する意識を強く持っているだけでなく、実際に労働生産性の伸びを見てみても、低収益企業と比べて高い伸びを実現していることが分かった。

優秀な人材の確保・育成に対する意識を強く持てば、生産性は高まるということです!!

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