中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

TFPの高い企業が積極的に売上を拡大している

2018年02月15日 05時00分32秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」57ページ「第 1-2-32図 再配分効果の内訳」をみましたが、今日は58ページ「第 1-2-33図① プラスの再配分効果をもたらす企業の特徴(業種構成)」をみます。

下図について白書は、プラスの再配分効果を持った存続企業の業種構成について、第1期及び第3期で比較すると、全体として大きな変化は見られない。また、経営指標を比較すると、第1期における、売上高増加率はほとんどゼロであったが、第3期には10%近い増加率となっている、とあります。

白書は、このことから、第1期においては、TFPの低い企業がシェアを縮小することによって再配分効果がプラスになっていた側面が大きかったものが、第3期においては、TFPの高い企業がシェアを拡大することで再配分効果のプラス幅を拡大させたと推測される。

実際に、第1期から第3期にかけて、シェアを縮小することでTFPの上昇に寄与した企業(TFPの低い企業)の割合は26%から16%に低下する一方で、シェアを拡大することでTFPの上昇に寄与した企業(TFPの高い企業)の割合は34%から44%に上昇している。

第1期、第3期とも中小企業間では健全な競争環境が担保されているといえるが、第3期では、TFPの高い企業が積極的に売上を拡大していく、より望ましい側面が見られたといえる、とあります。

分かるような分からないような。。。TFPに対する独特な読み方に感じますね。あまりピンとこないので、少し読み飛ばしましょう~!!

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