中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

販路開拓は口コミが主となっている!!

2017年09月07日 05時00分08秒 | 2017年版「中小企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「中小企業白書」245ページ「第2-1-90図 持続成長型企業が成長段階ごとに必要としている社内人材」をみましたが、今日は248ページ「第2-1-92図 持続成長型企業の、成長段階ごとの販路開拓における課題」をみます。

下図から持続成長型企業の各成長段階における販路開拓の課題について見ると、創業期については「新規顧客へのアプローチ」の割合が最も高く、次いで、「市場・顧客ニーズの把握」、「自社の強みの見極め」の順になっていることが分かります。

また、成長段階が進むにつれて、「新規顧客へのアプローチ」、「既存顧客とのつながりの強化」、「販路開拓を行うための人材の確保」の回答割合が高まっていることが分かります。

次に、持続成長型企業が各成長段階で取り組んだ販路開拓の方法について見ると、各成長段階で一貫して「友人・知人・取5 引先等からの紹介」の割合が最も高くなっていることが分かります。

白書は、そのほか、成長段階が進んでいくにつれて、「インターネット、新聞、テレビ等による周知・広報」、「ソーシャル・ネットワーキング・サービスによる周知・広報」といった取組の割合は上がっていることが分かる。

また、前掲第 2-1-61 図の高成長型企業の販路開拓の取組で、高成長型企業は、成長段階が進むにつれて販路開拓の方法を「友人・知人・取引先等からの紹介」から「インターネット、新聞、テレビ等による周知・広報」にシフトさせていることを見てきたが、持続成長型の企業は、「インターネット、新聞、テレビ等による周知・広報」や「ソーシャル・ネットワーキング・サービスによる周知・広報」といった取組について、成長段階が進むにつれて割合が徐々に増えてきてはいるが、いずれの成長段階についても「友人・知人・取引先等からの紹介」の回答割合が最も高いことからも、持続成長型企業は、一貫して口コミによる販路開拓を主として行っていることが推察される、とあります。

アマゾンで購入する際、レストランやホテルを予約する際等々、口コミをチェックすることが当たり前となっているので、企業間取引も同じになっていくのでしょうね!

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