中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

経営や資産の引継ぎを勧められましたか??

2018年05月20日 07時11分23秒 | 2017年版「小規模企業白書」
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2017年版「小規模企業白書」240ページ「第 2-2-41図 後継者決定状況別に⾒た、事業の承継に関する過去の相談相⼿(小規模法人・個人事業者)」をみましたが、今日は241ページ「第 2-2-42図 後継者選定状況別に⾒た、経営や資産の引継ぎの準備を勧められた割合(小規模法人・個人事業者)」をみます。

下図から周囲からの働きかけに着目し、後継者の選定状況別に経営や資産の引継ぎの準備を勧められた割合を見ると、「後継者が決まっている」小規模事業者では、周囲から「勧められたことがある」と回答している割合が高いことが見て取れます。

他方で、「後継者候補を探す時期ではない」、「後継者候補についてまだ考えたことがない」といった、経営者が経営や資産の引継ぎに関する意識を持っていない場合には、周囲からの働きかけが少ないことが分かります。

次に、経営や資産の引継ぎの準備を勧められた相手を後継者決定・未決定別に見ると、「商工会・商工会議所」や「親族、友人・知人」が最も多いのは共通であるが、後継者が決定している小規模法人では「顧問の公認会計士・税理士」や「取引金融機関」等から経営や資産の引継ぎの準備を勧められている一方で、個人事業者ではその割合が低いことが見て取れます。

白書は、個人事業者では、「顧問の公認会計士・税理士」、「取引金融機関」との関係がそもそもないことも多く、あったとしてもあまり関係が密でないことが考えられる。経営者にとって身近な存在から事業承継の準備に向けた働きかけを行うことが期待される、とあります。

確かに私のお客様の中で、会計士や税理士を相談相手にしているという方は少ないので、この結果は納得ですね。いずれにしても、我々が経営や資産の引継ぎの準備を働きかける役割になる必要があるようですが、具体的に何をすれば良いのでしょうか。読み進んでいきます!!

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