アタッチメントと学力の相関関係 | ネグmamaと息子

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アイコンママブロネタ「コラム」からの投稿


コラム
昨日のシンポジウムで琉球大学の中尾達馬准教授の発表に
「高校2年生におけるアタッチメント、キャリア意識、学力の関連性」というものがあった。

結果だけ話すと
アタッチメントと学力には相関関係は見いだされなかった。

つまり
アタッチメントがされたからといって
学力があがるわけではないということ。

しかし
これは高校2年生のこと。

幼児の時にアタッチメントがしっかりされている子が
大きくなって
学力がどうなるか…という研究ではない。

思春期の高校生のアタッチメントをどれだけしても
学力に反映させるのは難しいということになる。
それでも
微妙な数字ながら
学力アップはされていた。

精神的に安定したからと言って
勉強に気持ちが向くかというと
それはなかなかできないということだろう。
それでも
安定していないときよりは
勉強していることにはなる(という希望的な予測)。

中尾先生の研究では
結局
学力(成績)との相関関係は
勉強時間だった。

ごくごく当り前のことなんだろうけれど
勉強時間以外で
学力が上がる方法を
みんな知りたいだろうなと思いながら
シンポジウムを聞いていた。


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