大成文具製作所製インク止め式万年筆です。
諸元はググっても全く判りません。東京にあったってだけしか判らない。(笑)
白ペンでインク止め式なので1939年からの物なのでしょう。
我が家に居るサンエス、PILOT、PLATINUM、その他の白ペン物と同じくイイ感じのクオリティです。
ペン芯の先端からペン先までが結構長い。
この頃のニブはシュッとサイドスリットが深いので、厚さなどでガチガチな物でなければイイ感じにFlexしてくれるのが良い。
ニブの刻印は「TAISEI MEDIUM SPECIAL PEN -<3>-」以下めり込み。
MEDIUMってのがIRIDIUMの事なのか判らない。
ハート穴が○ではなく小判型なのでFlexに寄与している。
クリップの部分にTAISEIの文字があります。
胴軸の刻印は殆ど判別出来ません。
予想では「TAISEI FOUNTAIN PEN TOKYO NIPPON」と書かれてると思われる。
Flex度は抜群である。5mmの方眼紙で見て3mm強くらいはスリットが開く。
EFからBBBくらいまで書ける感じではある。
唯一の難点は、Flexし過ぎてしまう関係で、インク止め式でインクの容量が大きいのに、直ぐにインクが無くなってしまう事。これ、インクサックであったらもうインクスプリンターです。
下のSTANDARD PILOTもデロデロデロリアン・・・インクサックなのでスプリンターです。(笑)
諸元が殆どヒットしなかったのが残念であるけど、OEMで部品を取り寄せて作ってたのだろう。戦中戦後などでそうやって家内工業的に操業してた所は数多くあったのでしょう。やはり、三大メーカー以外の埋もれてしまった万年筆に、哀愁だけでは終わらない魅力を感じる。
クリックして向に行って、向こうでもクリックして戻って来てちょ♪(笑)
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