東京パラジウムが上昇し始めています。
21日の東京パラジウムは前日比61円高の3413円で引けました。
実線は25日MAをサポートに上昇し、75日MAや200日MAを上抜けてきました。
注目すべき点は、今年2月以降、75日MAが抵抗として機能するカタチで下落を演じていた相場が完全に崩れたことです。
実線の上方ブレイクにより、変化の兆候を演じています。
RSIは引き続き中段保ち合い圏で推移するものの、売られ過ぎ圏から上昇に転じている過程において、中段保ち合い圏で形成する流れは今後の上方離脱を暗示するカタチとも捉えることができます。
MACDにおいてもMACDライン、オシレータともにプラス圏で推移しており、上値を試す展開を暗示しています。
▽東京パラジウム 週足チャート
目先の注目ポイントは週足チャートにおける25本MAを上抜けることができるであり、実線は75本MAをサポートに反転上昇していることから上値を試す可能性が高まっていると云えます。
また、RSIが50%ラインを上抜けてきたことやMACDオシレータがプラス圏に突入したこと、つまりMACDラインがゴールデンクロスしたことなども上昇期待が高まってきたサインとなります。
需給において、先日、英貴金属製錬大手ジョンソン・マッセイ社がパラジウムは約7.4トンの供給不足となる見通しを発表しており、世界的なガソリン車の需要増加の期待感が相場を押し上げています。
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