柏餅(こしあん) お供え
作詞:海野 厚、作曲:中山晋平
1 柱のきずは おととしの
五月五日の 背くらべ
粽(ちまき)たべたべ 兄さんが
はかってくれた 背のたけ
きのうくらべりゃ なんのこと
やっと羽織(はおり)の ひものたけ
2 柱にもたれりゃ すぐ見える
遠いお山も 背くらべ
雲の上まで 顔だして
てんでに背のび していても
雪の帽子(ぼうし)を ぬいでさえ
一はやっぱり 富士の山
子供のとき、「ちまき」ってなんやろって思ってました。
食べたのは大人になってからでした。
それにしてもなんで「おととし」なのか疑問です。
ほんとは怖い大人の童話(童謡)みたいな深い意味があるのか!?
とか思いましたが、理由がありました。
『海野の17歳年下の末弟、春樹の視点から描いていると言われ、「兄さん」が海野である。
柱の傷が「おととし」なのは「昨年」は海野が東京におり、
静岡県の実家に帰って来られず、弟の背丈を計ってやることができなかったからである。
実家に帰れなかった理由は諸説がある。
「やっと羽織の紐のたけ」は一昨年からの背丈の伸びが羽織の紐の長さと
同じぐらいだとする説が有力だが、背丈自体が大学生の兄(海野)の羽織の紐を
結んだ高さとする異説もある。
2番の歌詞は、実家が静岡なので富士山が登場し、
弟が自分の背丈と比較しているのである。』
(Wikiより引用)