今回、有以が訪ねた南モンゴルは、ゴビ砂漠が広がる、だだっ広~い平原でした
ちなみに、ここのゴビ砂漠は、土漠といって、砂丘が広がっているのではなく、石ころが多く短い草がところどころに生えている平原です
ただただ、ひたすら、広いのですよ
車から降りて、周囲を見渡すと、本当に360度地平線が見られます。何一つさえぎるものが無いとは、ここの土地をいうのですね
そして、ところどころにゲルがあるのです
ゲルの人たちは、遊牧民です。馬や、駱駝や、ヤギや、羊や、牛を放牧しています
私達のガイドは30歳の男性でしたが、何と、このガイドは、視力が 「 2.5」 だって
だから、この平原に点在しているゲルを見つけられるんですね
有以たちにとっては、何~にも見えない平原の果てにですよ
しかしですよ、地平線の果てばかり見ていた7日間のうちに、有以も視力が良くなっていましたよ
だんだんと、地平線の果てに、白いゲルの姿が見つけられるようになったんです
凄いでしょう 人間の環境順応力って、本当に凄い凄い
だから、最近、子どもたちに近眼が増えて問題になっているという、話を思い出しました。
こんなところにしばらく住んでいたら、近眼の子供達も、視力が回復することでしょう。
ゴビ砂漠に、視力回復センターを造ったらどうでしょうか
でも、日本に帰ってきたら、コンタクトの度数が合わなくて、新聞の字を読むのが大変です
なんせ、モンゴルでは、活字を読むことは無くて、ただただ地平線の果てを見てれば良かったので、視力が回復しても問題なかったんです
今、ちょっと困っている有以です