ありがとう | 新婚夫婦のがん闘病記 〜末期がんと向き合う生活〜

新婚夫婦のがん闘病記 〜末期がんと向き合う生活〜

新婚2ヶ月目で妻(のん)が末期がんであることが判明しました。
余命1年と宣告されてから、私たち夫婦ががんと向き合う生活の記録です。

2016年7月10日
感謝の意を伝える

のんが入院してから約2週間経過しました

入院後直ぐにモルヒネの投与が開始され、

痛みからの解放に向けての治療が始まりました


ただ、この2週間で容態は悪化の一途をたどり、

今はほぼ1日寝て過ごすようになっています

話しかけると、反応がある時もあり、

少しだけ会話出来ます



僕にはまだのんの意識があるうちに絶対伝えないといけないことがあります

「今まで僕と一緒にいてくれてありがとう

君と出会えてそして一緒に過ごすことが出来て、僕の人生はとても幸せでした」


普段照れ屋で口下手な僕は心には思っていても、この手の言葉を口にすることが出来ませんでした

ですので、今は絶対に口に出して伝えないといけない

伝えないと後悔してしまう




今日、言葉に詰まりながらですが、のんに伝えることが出来ました

のんの前では泣かないと決めていましたが、

涙を抑えることは出来ませんでした


神様からいただいたロスタイムはもう長くないかもしれません

最後まで夫婦として人生を供に歩んでいきます


乱文失礼しました

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