日本各地で開催されている、“リレーフォーライフ”


  リレーフォーライフとは――

   がん患者やその家族を支援し、
   地域全体でがんと向き合い、
   がん征圧を目指すチャリティイベント。

   1985年、
   1人の医師がトラックを24時間走り続け、
   アメリカ対がん協会へ寄付を募ったのが
   はじまり。

   “がん患者は24時間がんと向き合っている”
   という思いを共有し、支援しようという思いから、

   “ともに歩き、語らうことで
    生きる勇気と希望を生み出したい”――

   そんな思いからはじまったこの活動は、
   世界25ヵ国、約6000ヵ所で開催され、
   寄付は、年間470億円に上っている。

   日本での開催は、49ヵ所(2016年現在)。


私が住んでいる地域で開催はされていないため、
参加はしたことがない

なので、いつも、“他人事(ひとごと)”のような、
どこか遠い世界でのことのように感じている


このリレーフォーライフ

実は、
“子どもの参加者がほとんどいない”というのが
北海道の現状らしい
 (日本全体の問題でもあるのかもしれない)

小児がんにかかったお子さんを、
人前に出す親御さんの想いは
きっと複雑なのだろう

それほど日本は、
“がんに対して偏見を持っている”ということになる


例えば、抗がん剤で髪を失った子どもを見て、
周囲はどう思うか――

「あんなに小さい子ががんなんて...。
 かわいそうに...」

と、きっと日本では、そう感じるだろう

これがアメリカなら、
たくさんの子どもたちが堂々と参加し、
周囲の大人の目も、見方が違うのだと思う

本当は、子どもも大人も若者も、
男性も女性も、
すべてのがん経験者が一丸となって、
啓発をしていかなければならないのだ


『日本人の2人に1人ががんに罹る時代』

決して他人事(ひとごと)ではないのだから


そして、とっても印象的だった言葉がある

それは、

  アメリカでは、『I have cancer』

  日本では、『I am cancer』

という意識の違いだ

考えさせられる...


こうして第1回オフ会は、4時間半という、
濃厚で、濃密な時間になった


帰り道、

凍(しば)れる南の空には、
大きなオリオン座が瞬いていた――


  ≪猛吹雪の中、
    遠くからいらしてくださったみなさん、
    本当にありがとうございました≫



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