中身の良さは表に出せてる?(集客テキストを改訂して思ったこと) | 集めない集客術「お客様引き寄せの法則」

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集客コンサルタント&NLPコーチ高取剛充。そのままのあなたらしさを魅力的に活かすブランディングと、ブログやSNSで人のつながりを作る共感信頼型マーケティングを、お伝えしています。

ここ数日、集客スクールのテキストを改訂していました。
完成したものを読み返しながら、「うーーむ、良くできている」と感動しました。
「私の言いたいことがきっちり書かれている!」
当たり前ですね、私が書いたんだから(笑)

当たり前でも、喜ぶ。
これは大事なことですよ。
どうせまた改善点を見つけて手を入れたくなるのは分かっていますが、それでも一旦は喜ぶ。
自分を力づけ、次へのエネルギーを出す習慣です。

ストイックすぎてすぐに自分を痛めつける人が多いけど、反省ばかりじゃ辛いです。
一区切りついた時には、ちゃんと自分に惚れ直してくださいね。

テキスト作りには、もうひとつ大事なことがあります。
自分の作った物を、客観的に見ること。
それができなければ、改善はできません。
自己満足で終わりになってしまいます。

自分のなかの読む人が、「これ、わかりづらくね?」とツッコミを入れます。
そして書き直す。
「これ、いらなくね?」
はい、削除。
こんな対話の繰り返しです。
文章の量は書く力によって作れますが、文章の質は、読む人のツッコミ力によって作られると思います。

今回も随分と、自分の中で対話をしました。
その結果、基本的な考え方やハウツーに関しては、何も変えていません。
もっと分かりやすくすること。
それが今回の改訂です。
全編に渡って赤ペンを入れて、図版も増えることになりました。

出来上がった時はほれぼれしましたよ。
で、ページを閉じた後に気づいたんです。
「あれ?違いが分からないぞ?」

中身はかなりブラッシュアップしていますが、表紙は同じ。
厚みも変わりません。
書き加えた所も多い反面、省いた所もあって、総ページ数が増えていないからです。

「外見が変わらないと、違いが見えないんだなあ。」
出来上がったファイルを手にして、そう思いました。
すっごいと思ったのに、ちょっとがっかり。

あなたのサービスも、そうなっていませんか?
すばらしい中身なのに、外見で違いがわからないために、中身の良さが伝わらない状態。
そのままにしておくと、お客様は来ないかもしれませんよ。

「外見じゃない、中身だ!」って思うかもしれないけど、それは中身の無いものが、外見だけ繕うことへの批判ですよね。
中身があるのに伝わらないものがあれば「もったいない」と思うんじゃないでしょうか。

あなたの仕事がいい中身をもっているなら、それをちゃんと表現してください。
中身のいいものがお客様に届くように、中身のあるものこそ、外見を良くしなきゃね。


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