私の人生を変えてくれた人のひとりに、
心屋仁之助さんという方がいます。

以前はテレビも出ていたんですが、
最近はもっぱら歌を歌う心理カウンセラー
という肩書きになってますね。

著作も沢山あり、
読む事で自分の考え方を180度変えていったら、なんかしらんけど幸せを感じることが増えていきました。

全く環境は変わっていないんですけどね。

心屋さんは、ぢんさんは、
色々な事を本や講演で話していますが、
そのメインの教え(笑)の中に、
「頑張らなくてもいい」
っていう考え方があるんです。

それについて、
ぢんさんはこう言いたいんじゃないかな?
と色々な推測も交えながら、書いてみますね。

「頑張らなくてもいい」

って聞いたら、
ふつうは、あかんやろ!
と思いますよね。

ぢんさんの頑張らなくてもいいは、
もちろん言葉そのものの意味もありますが、
努力しないというより、
変に気を使わない、
我慢して嫌なことをやらない、
周りの期待に無理やり応えない、
そういう意味もあります。

ここ最近40〜50年間ぐらいなんでしょうか。
今の大人達は、
頑張らないとダメ、成功しないとダメ、成長しないとダメ、目標を立てて達成しないとダメ

のような価値観の社会で育ってきている。
それが有無を言わせず正しいという価値観で
生きてきたような気がします。

そこに、
ぢんさんは、
それって本当なの?
って疑問を投げかけたわけです。

頑張ったけど、駄目だった。
俺、あかんわ。
もう人生終わった。
負け組だ。

じゃなくて、
ダメダメって言わないで、
自分にOK出そうよ。

どんな自分でもOKじゃん。
周りがダメって言ってなくても、
実は自分自身がダメ出しして、
一番自分を責めてるんだよと。

だから、あえて
頑張らなくてもいい
って声を大にして言ってる。

実際やってみると、
やっぱり頑張らないと、
ポンコツになるわけです(笑)

ポンコツになったら、
自分だけでなんとかしようなんて思わなくなる。できないから。

人に助けてもらってばかりになるんですね。

そうなって初めて、
世の中には、自分の周りには、
こんなに優しい人が沢山居たんだと実感してしまいます。

周りの人に、感謝してしまうわけです。
感謝せずにはいられない。

頑張らない効果はそれだけではないんですよ。

へんに頑張らないと、つまり無駄に気を使ったり、周りの目を気にしないと、
なんかしらんけど、
いろいろなパフォーマンスが上がってくるんですよ。
仕事とかもろもろ。

いままで周りの目を気にし過ぎで、
集中できてなかったのが、

リラックスしながらやってるから、
パフォーマンスがあがるんでしょうか?
ストレスも少なくなります。

そうすると、
頑張る気力がモリモリって湧いてくる。

見るな見るなと言われたら、
見たくなってしまう。

頑張らなくてもいいって言われたら、
頑張れてしまう。

鶴の恩返し効果だな、こりゃ。

ぢんさんの
頑張らなくてもいい

は頑張る気持ちが出てくる
不思議な言葉なんでした。

おわり