マネーバランスのポイント22 エンジン・ハンドル・自走式 (700回シリーズ) | オーナー社長と個人事業主のための 財務収益マスタープログラム 「財務のチカラ」

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1:時代の違い

 
「戦後」という言葉で

ひとくくりにされる現代日本ですが、

出生率という1つの観点から見ても

60年間で大きく変化しています。


 
①第1次ベビーブーム世代

 
人も物資も不足していた時代、

がむしゃらでもいい、

とにかく「頑張る」ことで

成功できた時代です。

車に例えると、

馬力のあるエンジンを

持っている人たちです。

 

②団塊中心の世代

 
人口は増大してきましたが、

まだまだ物資は不足していました。

そのため「手に職」をつけることで、

ものづくりを中心に成功できた時代です。

車に例えると、

方向性を決める

よいハンドルがあれば成功できた、

方向性重視の時代です。

 

③偏差値教育世代

 
人口は飛躍的に増加し、

モノもあふれかえる時代になりました。

つまり、ライバルが多いために偏差値教育や、

競争による順位の獲得が当たり前の

時代になりました。

競争に勝ち残るためには、

「自分で何でも行なう」ことが美徳とされ、

車に例えると、

自走式(オートドライブ)を

作り上げてきた時代です。

 

④バブル後の世代

 
人口が減少し始め、

モノが市場にあふれ始めました。

将来の労働力を担う子供が

過剰に大切にされ始め、

社会全体が「過保護」になっていきました。

人口増加時代に専門化してきた役割分担が、

総合化を求める時代になっていきます。

近年、リーダーシップを求める声が

聞かれるのもそのためでしょう。

 

それぞれの時代で

成功するための条件は異なっていました。


祖父・祖母世代、親世代の成功パターンを

繰り返すだけでは成功できません。

これからの時代は新しい成功パターンを

見つけなくてはなりません。





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