ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

メガ計画で飯田城址も風雲急

2017-05-01 07:23:56 | わが里の飯田城址ほか中世城館の記
 ホトトギスの右奥には、ちょっとだけチゴユリさんも見えますが。



昨日は、一か月ぶりに飯田城址へ伺いましたところ。
冬場の藪刈りが、幸いとなりましたか。
フタリシズカさんもヤブランさんも、ともに輝いておりましたが。



城址の現地画像につきましては、次回のテーマとさせて頂き。
本日は、城址周辺にて取沙汰されております、某計画についての予定図を確認してみましょう。
それによりますと、城址本丸の上部以外、帯曲輪を含む一帯は、予定地に組み込まれており。



画像上部の山の神さんも、参道だけが細長く、計画地からはずされてはおりますが。
史跡につきましては、もう一度ご検討頂くと良い感じです。
それと、山の神さん前で合流する流れが、この計画ではおそらく枯渇するでしょう。



一方、西側の大きな沢もまた。
コカツに入らずんば、虎児を得ずのことわざがあったかどうかは、失念いたしましたが。
こちらも、どうやら、枯渇の予感です。



排水方向を示すとみられる、水色の矢印をたどりますと、従来の自然の傾斜ではなく。
改変された人工の平面に沿って、従来の分水嶺を越えて、流れを変えるようですが。
やがて。



さらに、その先は。
極端に狭いくびれ状の尾根を経て、一路ブログ主宅の方面へ向かいます。
その手前の峰の傾斜も改変されますので、表面排水はすべて、右側の防災調整池へと集まります。



こんな感じですが、飯田城址へのアクセス市道の扱いにつきましても、かなり気になるところですが。
特に、画像上部のコの字型のところは、城址の堀切と見られますので、要確認ですね。



もともと、この地は、地形が予想外に複雑で急峻。
一万五千年前の岩盤で、工事の難航が予想されたか、ゴルフ場開発をまぬかれた土地です。
そもそもは、明治39年の神社合祀前には、三瓶神社さんの御末社も鎮座されていたのでしょう。



またまた、熊楠さんの心で全図を拝見いたしましたところ。
あの笠間湖こと、飯田ダムさんよりも大きいですね、これは。
それと、画像は割愛しますが、どでかい調整池のすぐ下に、ブログ主宅がございます。



それもナニなのですが、気になるのはやはり、東西の二本の大きな沢の水の行方です。
集められる拙宅脇の沢は、川床が狭いので、耐えられるかどうかの予定は未定案の現状。
画像下の笠間城址とツツジ山さんから、真正面に見える景観の問題もあり(詳細資料・市議会資料はこちら➡菅井信公式ウェブより)。



いずれにしても奥に鎮座まします、三つの瓶にも見えるような、笠間市有林の扱いが肝心かなめでしょう。
高圧電線が遠く、鉄塔に関しても、広範囲でいろいろありそうですが、まずは冷静に。
全国美味しいお米金賞の里にて、田んぼさんと城址の心を確かめたいこの頃です。
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