ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

久しぶりの僕の冒険でしたが

2016-03-30 07:06:21 | わが里の飯田城址ほか中世城館の記
 今日は、お彼岸の時の調査の総集編を。

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記憶以上に長大だった、城址の西(→関連記事)。
泥田堀と目される沢の分岐点まで、もうすぐの地点。
ちょっと、筆を入れてみますと。



こんなふうに、この先で左右に分かれます。
右の奥の◎の斜面付近は、かつてご近所さんの山があり。
冬の山仕事の時など、よく一緒に行って遊んでもらってました。



分岐点の水辺で、山道と記憶を振り返りました。
このあたりは、かつてはツリフネソウさんの群落でしたが。



ただ今はシノダケことアズマネザサさんに、遠く埋もれてミニ滝さんがひとつ。
それにしても、水音だけは昔のまんま。
清流に据えた水琴窟の五重奏か。



お陰様で僕は、久しぶりに少年の日に帰りました。
横の斜面を仰ぐと、不思議なおじいさんの声がしました。



何しに来たんぢゃ、と。
僕は返事もせずに、夢中で声のする方に駆け上りました。



斜面はものすごく急で、転びそうでした。
しかしなぜか、登りきると平らになっていました。
だから僕は、振り返って、今来た道の写真を撮りました。



振り向くと、尾根を横切るような土手がありました。
人は、誰もいませんでしたが。
僕は、勇気を出して、土手に沿って急ぎ足で歩き出しました。



あ、向こうにも土手があるぞと思ったその時。
何の用だ。
おじいさんの、しわがれているけれども鋭い声が聞こえたような。



それでも僕は頑張って、もう一度勇気を出し。
その土手のしょうたいを、突き止めようと進んだとき。



突然、風がゴーッと吹き始め、僕は振り向きました。
子供は帰れ、という声が聞こえました。



僕の足元で、杭が一本傾いて、帰り道を指していましたが(→関連記事)。
もう一度、今度は小さく、何の用だの声がしました。



帰り道は、念仏塚のおそろしい藪を抜けなければなりませんが。
藪の中でも時々、何の用だの声がして。
青葉少年は、無事に山を降りることが出来たのです、めでたし。

それにしても、城址の西には塚多く、秘密も多いようですから。
詳しい調査なしには、あのスカイウォーカーさんでさえも、開発はおぼツカないという。
笠間市の杭から発せられる、何の用だ(→こちら)の威厳の森でしたが。



 はてさてあの日は、ブンゴウメさん満開でしたが、今は桜が咲いて。
天晴れな日本国、茨城笠間の片隅にて。
天の時地の利生かして、逐次続報いたします。

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