ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

それは黒い真冬の大嵐でした

2017-01-21 07:01:05 | 獅子奮迅イノシシ対策
 近づくと興奮しますので、まずは望遠で。



確かに大きいです。
大阪弁ならば、でかっ、というサイズで。
雄の70キロでしたが、やはり迫力ありました。



特大サイズの、特注箱わなの中でも、こんな感じで。
砲弾と筑波石と風雲さんを、足して三で割ったような怒涛の躍動を重ねつつ。
準備中のスタッフめがけて、ゴツンゴツンと俊敏な頭突きを試みます。



鉄製の檻ですが、十分な強度がないと危険です。
泥を蹴立てますので、カメラまで猛スピードで土くれも飛来。
神事は粛々と進行する手はずですが、今回は相手がナニですので、一波乱もあり。



 助太刀をお願いした、あの里山の守護神さんのご活躍もあり。
鎮めの雪さんに、感謝のシーンですが、足元のお悪い中でも見学者も多く。
隣市の里の状況も、合わせて見学させて頂きましたが。



こんなふうに、電柵を張った中でも、畔を崩して被害が拡大しております。
市販の機材も設置されていましたが、やはり特注の備えが大切とのお話でした。



 実物を拝見しましたが、確かに。
華奢なつくりのものでは、先ほどのクラスの場合、一発で扉がゆがめられそうです。
あの大砲丸の激突をくらえば、たまったものではないでしょう。



 さて、その次にくくりわなに一匹かかったという現場に直行しましたが。
ワイヤー一本が頼りのこのタイプは、廉価で普及型ですが、いわゆる止めさしに経験を要します。
銃猟の経験者さんに適したタイプかもしれません。



論より証拠で、その一本が、こんなふうにほつれており。
法定の4ミリクラスのワイヤーで、30㎏のオスクラスでも、このくらいはやられます。



なかなか、道は遠いですが。
イノシシさんのような尾根に、さらなる修行を誓いつつ。



お土産に頂いたシシ肉は、やはり体が温まるようで。
命を頂き生かされるという、農耕も狩猟も共通民族のコトワリに。
感謝の修行あるのみです。
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