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2015年01月19日
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 民家の間をスレスレ状態で走る「江ノ電」。御存じ、江ノ島電鉄電車は、家の玄関先、神社鳥居前、切通し内をユックリと走るので有名だ。古都とサーフィン、鎌倉と湘南と異なる空気を車内に抱いて、ガタコトとキョウモ走る。一日券600円「のりおりくん」を活用させてもらった。

 江ノ電は、明治35年(1902年)藤沢から片瀬間を結ぶ電気鉄道として開業した。110年以上変わらない線路である。鎌倉から藤沢間約10kmに15駅を単線で繋ぐ。駅間の平均距離が700mと短いローカル線だ。そして各駅前後には、特徴的な踏切がある。

 昨年度土木学会は、「江ノ電」を土木遺産に登録した。明治期の日本における鉄道の黎明期の雰囲気を今に伝え、市民に親しまれて湘南の風景の一部となっているが、主な認定理由。軌道、トンネル、鉄橋、駅を含む総体が対象となっている。

 地元に愛される電車ではあるが問題もあるようだ。線路とりわけ横断路が安全対策と日常生活の板ばさみになっている。警報器や遮断機の無い、いわゆる「勝手踏切」が沿線全体に160箇所以上もあるのだ。安全優先でこの生活路を安易に閉鎖すると津波による避難に支障が出るという。事業者と住民の話合いは続く。

1.江ノ電と国道134号.JPG 

 写真-1 国道134号と併走する江ノ電。大地震の津波高さは14mと想定している・・。

2.御霊神社前.JPG 

 写真-2 長谷駅に近い御霊神社の鳥居と通過電車。ここには正規の踏切がある。

3.江ノ電と富士山.JPG

 写真-3 鎌倉市街地から海岸線へでる場所。ここで車内は湘南の光を浴びる。500形新型車両。

4.勝手踏切.JPG 

 写真-4 七里ガ浜駅近くの「勝手踏切」。電車通過と同時に横断する住民。

5.鎌倉高校前.JPG

 写真-5 江ノ電名物の鎌倉高校前の踏切と交差点。海が間近なスポット。






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Last updated  2015年01月19日 11時04分34秒
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