カテゴリ:江戸川
夏、江戸川の土手から眺める名山は、群青(ぐんじょう)色だった。輪郭はぼやけているが、特徴ある山容なので、すぐに分かる。西に富士山と秩父山地、そして東の筑波山が、モヤ色の空に浮かんでいた。
朝ラン時、久しぶりに富士山が見えた。自宅に戻って、40分後にカメラを持って江戸川土手に登る。しかし、気温が上昇したため、遠くの景色が薄くなってしまった。 群青色は、やや紫みを帯びた深い青色である。青の集まった色。ウルトラマリンブルーとも呼ばれる。近い色に紺色(ネイビーブルー)がある。群青より黒味が多い。土手から見た遠くの山々は、空が明るく、群青の山だ。 「群青」は八月の海だと言う人がいる。35年前の8月に、映画「連合艦隊」を観た人は多いと思う。エンデングに谷村新司氏の「群青」が流れる。「泣けと如く 群青の海・・」との歌詞がある。最近、彼の「昴」は良く聞くが、戦争の悲劇を伝える「グンジョウ」は聞こえてこない。 写真-1 江戸川から見る夏富士。群青色の山容が浮んでいた。 写真-2 水位の下がった江戸川と遠景の富士。 写真-3 富士山と対峙する筑波山。上雲がアクセント。 写真-4 山頂雲が流れる筑波山。 写真-5 秩父山地を望む。武甲山や妙義山などの山並み。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年08月27日 10時41分48秒
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