カテゴリ:江戸・東京
皇居内堀、牛ヶ淵と千鳥ヶ淵沿いの南側に、靖国神社とその外苑が広がる。外苑の東口に高さ25mの大鳥居(第一鳥居)がたっている。昭和49年に再建された銅製鳥居だ。この大鳥居をくぐり、西へ進むと靖国神社に到る。政府の要人が参拝する際には、ショートカットして第二鳥居から参内するようだ。 九段坂は江戸期、急坂で九つの石段状の坂だったいう。道幅が広くて、江戸湾が見える眺望の良い坂として有名だった。かの葛飾北斎も浮世絵「くだん坂 うしがふち」に描いている。現在その坂の名称が交差点名に残る。九段坂下と九段坂上で、その距離430mほど。 靖国神社外苑で工事が行われていた。来年創立150年を迎えるためのようだ。明治維新は、多くの尊い命を奪った。その慰霊のために、「招魂社」が明治2年(1869年)につくられた。現在の靖国神社は、政治的外交的に問題となるが多い。しかし内外を問わず参拝者が多い「坂の上」だ・・。
写真-1 靖国神社外苑の入口に建つ大鳥居(第一鳥居)。 写真-2 桜色に染まる大鳥居。 写真-3 神門から拝殿を観る。 写真-4 田安門付近から牛ヶ淵を望む[昨年撮影したもの]。 写真-5 田安門交差点付近にある標識[北斎のくだん坂うしがふち]。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年04月20日 06時00分17秒
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