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近年、働く女性が増えているいうことが、
大きくフォーカスされているけれど、
専業主婦という言葉がでてきたのが
戦後のことだと聞けば、
おそらく状況としては
今も昔も変わらないのだろう。
そもそも
家内制手工業や、農業や漁業など
第一次産業が、主たる労働スタイルであった時代は
性別関係なく、
役割分担として、夫も妻も、親も子も、
家族一丸となって働いていたことが一般的だったわけで。
ただ
時代が変われば、流れが変わるのは、よくあること。
その時々、その時代に生きる人たちは、
その時代のうねりによって作り出された流れに
いかに順応していくかが大切で、
さらには、
その時代に則した
より良い流れを起こしていくのもとても大切なんだと思う。
小さな流れが積み重なって、
きっと大きな変化につながるのだから。
働く女性にとって
子育てする母にとって、
子育てしながら働く女性にとって、
必ずしも、いい環境とは言い難いかもしれないけれど、
少しずつ、少しずつ、流れが変わり始めている気がする。
少なからず、
子育てしながら働くということへの
周りの理解が
だいぶ得られるようになってきたように感じるし、
応援してもらえるようになった。
社会的支援はまだまだ整っているとは言えないけれど、
少なくとも周囲の意識が前向きに変わったことは
とても嬉しいし、ありがたい。
「働く」ということ一つとっても
社会が変わるのには、なかなか時間がかかる。
「子育て」ということ一つとっても同じこと。
やはり、変わるには時間がかかる。
だからこそ。
焦らず、慌てず、諦めず。
特に、
「諦めない」ということを、忘れまい。
同じ働くにしても、子育てするにしても、
昔と大きく変わったのは、おそらく女性の意識。
女性の意識が変わっているのに
社会的認識が変わらないから、摩擦が起きる。
女性にとって、
かつての常識と言われていたことが、
今となってはしがらみになっていることが多くある。
でも意識を持ち続けることが大切なんだと思う。
自分はどうしたいのか、どうありたいのか。
それは、自分が一番わかっているはず・・・
今こそ、
しなやかに、たくましく、歩んでいくことを選びたい。
そして夢を掴むことができたなら、
母として、女性として、とても幸せなことなのではないかと
私は信じています。
実は、明日、
「しなやかに、たくましく、夢を掴む」と題し、
働く女性として、
働く母として講演させて頂く機会を頂戴いたしまして、
今、これまでの自分を掘り起こしているなう。
いろいろあったなー。
喜怒哀楽。紆余曲折。
でも、いろいろあったからこそ、今がある。
今日も丁寧に生きようと思います。
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