調べものに便利だからちょくちょく利用します。(^O^)
でも今年の夏、なぜか地下鉄の出口を間違い、
市役所へ行く方に出ちゃったことがありました。^^;
すると、市役所の入り口に
なにやら見慣れない青いサインが・・・?
近づいてみると、
南海トラフ地震が来た時の想定津波高を動物で表した
なんとも分かりやすいアイコンだったんです。^^
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
「南海トラフ地震」、来るぞ来るぞ・・・と言われてますが、
イマイチ“来た時”のことが想像できません。
それじゃあアカンのですが、
あまりにも非日常なだけに、現実感がない・・・。(~_~;)
これってひょっとしたら、
アレと同じかもしれません。
アレ=電気代とか電気の使用量、です。
いくら「エコ!」と掛け声をかけられても、
なかなか実際の行動に結びつかなかったものが、
スマートメーターやHEMS※等、
“目に見えて”分かるようになった途端、
「あ、これじゃいかんな」って自戒するようになりました。
(スマートメーターの例/Wikipediaより)
※Home Energy Management System
(ホーム エネルギー マネジメント システム)の略。
家庭で使うエネルギーを節約する為の管理システムです。
(例/私がもといた会社のHEMS↑)
やっぱ何事も、「目に見えて分かる」ことが大切!
っていうのを、大阪市西区は実践。
こんなふうに↓津波の来る高さを動物の身長でサイン化。
(クリックで拡大します)
小学校なんかに↓掲示されてます。
それを知らせる西区の広報紙がこちら。
(クリックで拡大します)
うん、こうしてもろた方が、めっちゃ分かります
小学校低学年の子だって、
「キリンの首の高さ」って言われたらよく分かります。
大人でも「3.5mの高さ」って言われるより、
遥かにイメージしやすい。
「えぇ~、あんなところまで波が来るんやっ!こわ~~」
って。
どうしてこんな(お役所にしては)分かりやすい表示が
できたのかというと、、、それは強烈な危機感から。
もし南海トラフ地震が起こったら、
西区を襲う津波の高さは最大で4.76m、
予測される死者の数は2万245人で市内最多。
この大変さをなんとか区民の皆さんに知らせんとアカンと
お尻に火がついて、外部のデザイナーさん達と組みはった。
この目の付け所が良かったんやね。
自分らだけで考えてたら、
こんな分かりやすい標識はできへんかったと思う。
もともと西区にはデザイン関係の企業も多く、
“デザインの力”をよう認識してはったからこそやろな~。
だって、西区の広報紙の名前が「にっしー」ですよ。(笑)
自治体の広報紙というとタブロイド版が一般的なところに、
☆持ち運びに便利なポケットサイズ(B6判)、
☆京阪神エルマガジン社との共同発行、
って言う所が驚きます。
Webサイトだって、こんなにオッサレー♪
いやー、西区さん、やるね~(=^・^=)・・・って、
だんだん防災のサインから外れてきちゃいましたが、
何事も~特に命に係わる大切なことは特に~
パッと見て分かること、
アイコンやサインのうまい活用、
が肝でございます。m(^_^)m
頑固なラーメン屋のおやじさんの
「食べてもろたら分かる」では
アカン時代になったんですわ、ホンマ・・・。
ご訪問ありがとうございます。m(_ _)m
人気ブログランキングの応援をして頂けると嬉しいです。