岩﨑昌司さんから、みかんを届けて頂きました。
単に「みかん」と言っちゃ、怒られますね。^^;
「みかん娘」ちゃん達が
「嫁いで」きてくれたんです。('◇')ゞ
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ！
彼のみかん畑はこのHPのように、草ぼうぼう。(^0^;A
彼はいつも草刈り機を背負い、
来る日も来る日も草を刈っています。
なぜそんなことをしてるかというと、
雑草を枯らす農薬（除草剤）の使用を止め、
少しでも“いい土”を作ろうとしているから。
これ、傍目に見たら、
「あいつ何してんねん？」でしょうね。
農家さんには一人一人、
やり方や流儀っていうのがあるから、
どれが正解っていうのはない。
それでも、
「ただでさえ（みかんの木の）世話は
大変やのに、その上、草刈りの苦労まで
背負いこまんでもええものを・・・」
っていうのがフツーの見方やと思います。
有田の農家さんはいい人ばかりですから、
何も言わんと、逆にあれこれ親身にアドバイスを
くれはるそうですが、
今の農業の趨勢からすれば、
圧倒的に「何やってんだ？あいつ？」やと思います。
大規模化・効率化のみが農業に求められてますし。。。
画像は、内閣官房・TPP政府対策本部より拝借。）
それでも岩ちゃん（岩﨑さん）は、
「土にいいこと」を貫きはります。
自分の子供が生まれて、よちよち歩き出して、
みかん山にやってきて、
みかんの木の幹や葉っぱに触るようになった時、
「この子らの口に入るもんに、
農薬は使いたくない」
って思わはったから。
それ以来8年間、
どうやったら除草剤を始めとする農薬を使わずに、
土を良い状態に保ち、
木に力を与えられるか、
試行錯誤×２。(^0^;A
稲わら、木酢液、木炭、etc．
「こう！」と思ったらやめない、
自分で決めたことを続ける、ことで
段々、
「それが岩ちゃんだよね。(^_-)-☆」って浸透してきて、
理解し応援してくれる人が増えてきました。
諦めずにコツコツと信念の赴くまま、
時に挫けそうになりながらも進んできはったことが、
人との出会いを作り、
その出会いの素晴らしさを自覚することで、
今度は、自分ではなくその人たちが
「岩ちゃんのみかん」を広めてくれることになりました。
かくいう私もこうやってブログに書いてるぐらいですから。（笑）
私の尊敬する、前職のトップ（会長兼CEO）が
よく講演でこんな話をされます。
その方は若い時、「自分を鍛えてくれる会社」を求め、
時代の花形で、かつ仕事もラクだった鉄鋼商社を
辞めようと考えました。
特に高度成長時代は花形中の花形でした。）
辞めてどうするかというと、
当時「不夜城」と言われた現在の会社に転職しよう！と。
そこで自分を鍛えようとしはったんですね。
というのも、自分の着物を質に入れてでも
息子たちを大学に通わせてくれた母の姿を見て、
「一日も早う、両親にラクさせるんや。
そのためにはサラリーマンではアカン。
一国一城の主（社長）にならんと。
社長になるための修行ができる所、
経営の全てを学べる所でがんばるんや」
と決めてはったから。
しかし、既に結婚されていたし、
奥様のお腹には初めての赤ちゃんが宿っていました。
フツーなら、ってか、周囲はこぞって、
「アホなこと考えたらアカン。
もう子どもも生まれるんやろ。
今のとこはラクで稼ぎも良うて、何の不満があるねん」
と止めたそうです。
逡巡するその人を見てお父さまは、一言。
「お前が自分で決めたことやろ。
自分で決めたことやったら、
何があっても負けへんわなあ」。
（イメージ）
併せて、奥様の
「あなたの好きなようになさって下さい。
言い出したら聞かへん人やから」
という言葉が、背中を押しました。
転職試験の時も、
会社に入ってから後のさまざまな困難も、
お父さまの一言が会長を支え続けました。
自分（の中）に立てた信念を貫くこと、
それはやがて本人も想像だにしない遥か遠くまで、
その人を連れて行ってくれるんですね。
そんな境地の一つがこれやと思います。
岩ちゃん、ほんまスゴイでっ
(^_^)/岩ちゃん、私の夢はね、
あなたにNHKの「○ロフェッショナル 〇事の流儀」に
出てもらうこと。
大きな夢やけどね、あなたを見てたら
応援したくなるねん。(^^)v
もしよろしければ、
ぜひあなたも応援してあげて下さいっ
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