任せ切ってみよう!子どもにも、部下にも。 | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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大切なのは「売り込む」のではなく「欲しくなってもらう」仕掛け。
だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

今日は「子どもの日」、端午の節句。
子どもの健やかな成長を願う日、ですよね。(^_^)/


“健やかな成長”って、身体はもちろんですけど、こころも。

子どもさんが小っちゃいうちは、
危なっかしくて見てらんなくて、
ついつい手出し口出ししちゃいがちですけど、

小さいうちから≪任せてみる≫、≪委ねてみる≫って
とても大事なんですよね。心


今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!






一時、甥っ子や姪っ子が、
「〇〇ちゃん(←自分のこと)がやるのー!」って言って
なんでも自分でやりたがることがありました。(~_~;)



「それ・・・無理ちゃう?」(←私の心の声)
なんてお構いなしっ!(+_+)

大人がすることやったら
なんでもやってみないと気が済まない。


バスの降車ボタンを押すのに始まって、
自分で電車の切符を買いたいと言ったり、

スーパーに行けば、
買い物カートを押したい、自分でカゴを持ちたい、etc.


危なっかしくて見ちゃいられないんですけど、
本人はいたって満足。(*^^)v


できへんくても途中で放り出したりせず、
小さいは小さいなりに、
「どやったらできるんやろ?」って真剣な顔。

だから、うまいこといった時のドヤ!顔ったら
なかったですねぇ。(笑)




でね、ふと気づいたんです。

あ、そうや、これって大人も一緒や!って。


会社に入ったばっかりやったら、
一から十まで教えてもらわなできへんけど、

少し経つと、
「あれ?なんでこれってこうなんやろ?」
という気づきも出てくる。

「こうした方がええんちゃうか?って
自分なりに工夫もしてみたくなる。



そーっとやってみたら、その方が良かった。b!

怒られるかなぁ・・・とか思いながら
上司や先輩に提案してみたら、

「なかなかエエやん。やるやんっ!」って認めてもらえた。
嬉しい!→すると自信もつく。






新入社員さんばかりでなく、
一つのお店を任せられてる店長さんとか、
その人を支えるスタッフさんとかだって一緒。

むしろ現場を知ってるからこそ、
上長(管理職)の机上の指示より遥かに柔軟で的確。
お客さんのニーズに敏感な対応や販促ができる。


で、自分達のやってみたことで成果が出たら、
嬉しくなるし、もっとやってみようと思う。






親が子供に≪任せて≫
上手に子育てするように、

上司も部下を育てようと思ったら、
思い切って≪任せ切って≫みる方がいい。



そばで見てたら、ついつい「あれもこれも」って
手出し口出ししたくなるのをグッとこらえて、
ただ見ている。思い通りにやらせてみる。



現場が迷ったり困ったりした時のみ、相談に乗る。





かつて勤めていた会社のトップは、
こう言うてはりました。

「ついつい、わしが直接
 (稟議書・企画書・伺い書を回してきた本人に)
 電話かけたなんねん。

 でもな、『それしたらアカン』て、我慢すんねん。

 受話器に伸ばしそうになる手を
 グッと押さえんねん。



 わしが言うてしもたらな、それは『指示』になるやろ。
 その通りやらんとアカンようになるやろ。

 そうしてしもたらアカンのや。
 任せんとアカンのや」





任せられた部下は、小っちゃい子と同じで、
己の才覚と使えるネットワークを総動員して
必死になんとかしようとしますからね。



それが結局その人を伸ばす道だし、
結果、会社やグループ全体の売上も伸びる。





どうか、「長」と名のつく方々、
或いは「取締役」という地位にいらっしゃる方々、

あなたの部下を信じて≪任せて≫あげて下さい。
任せてじっと≪待って≫あげて下さい。



そして、任せる以上、その人がちゃんと動けるよう、
適切な人員と予算の配置をしてあげて下さい。



時間はかかるかもしれません。
けれど、1年後、2年後、
社は確実に良くなっています。



10年後、
今のあなたの地位に就き、社を支えているのは、
そういう≪任せて鍛えられた≫方々なのですから。






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