「迷惑」をかけてもイー!のだ~「迷惑をかけてはいけない」幻想に陥ってないか? | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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大切なのは「売り込む」のではなく「欲しくなってもらう」仕掛け。
だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

私たちって小さい頃から、
「他人に迷惑をかけないように」って繰り返し繰り返し
教えられてきました。

 

社会人になると更に、
「ほかの人のことを考えて」なんて言われ続け、
目いっぱい抱え込んでなんとかしちゃう癖が加速します。んー

 

 

ご多分に漏れず私もそうでした。

ってか、未だにそうかもしれませんが、(^_^;)

 

そんな私でも、「できないことは頼ってもイー」、
もっとハッキリ言えば「迷惑をかけてもイー」と、

ハッと目を開かせてもらったことがあるんです。

 


(「イー!」と言えば・・・。(笑)
 NAVERまとめより拝借)

 


今では、

そっちの方が断然イーショッカーなぁ・・・と思うようになりました。

 

 

今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!

 

 

 

 

 

 

 

「起業初年度はどうしたって赤字なんだから、
 赤字の分類(仕訳)に四苦八苦したって仕方ないじゃない。

 

 自分の苦手(=数字とか経理的なこと)は私に任せて、
 あなたはしっかり稼げるようになってちょうだい!」

 


初めての確定申告に困っていた時、
エクスペリエンス・マーケティング実践塾の先輩で
「保険を売らない」ファイナンシャル・プランナー
永田陽子さんに言われました。

 

 

 

 

最初は、顧問をして頂いてるわけでもないのに、
申告の時だけ都合よく・・・なんて、

 

そんな厚かましいことお願いできるわけがないしょんぼり
頑なに辞退してました。

 

 

しかし、そもそも簿記のぼの字も知らない人間が、
会計ソフトとにらめっこしてても埒があくわきゃありません。汗

 

とうとうギブアップして、
「タロウ(←永田さんのニックネームです)、
 申し訳ないけどお願いできますか?」と。

 

 

「ほらね、人には誰でも得意不得意があるんだから。

 得意なこと、自分の好きなことをやった方が
 絶対にいいから。

 

 パタ(←私のニックネームです)のお仕事は、
 集客に困ってる人や会社のお手伝いで、
 眉間に皺寄せて数字を仕訳することじゃないでしょ。

 

 あなたは、あなたの仕事を、しなさい!」


そんなふうに二つ返事で、
私のチョー苦手な経理作業をサッサカサーと片付けてくれ、
申告書の提出までサポートして下さいました。

 

(タロウが神に見えました。(^_^;))

 

 

 


それからしばら~くして、気付いたんですね。

 

あっ!私、タロウに確定申告手伝ってもらったから、
彼女の仕事や得意なことが分かった!って。

 

 

 


「ファイナンシャル・プランナー(FP)」のお仕事って
そもそも“見えにくい”。

 

その上、

“伝統的に”「お金の教育」を受けてきてない私たちには、


税金だの、社会保険だの、生涯必要資金だのと言われても
なかなか自分事として“見えにくい”。

 

 

 

 

そんな迷いから来る不安を分かってくれないFPさんや、

(所属組織の)保険証券を売ることが仕事と
考えているFPさんだって、皆無とは言えません。

 

 


でもタロウの考え方・行き方は根本から違ってる。

そのことが身近に接してみて初めて分かったんです。


彼女自身、2人の子どもを育てながら、
サラリーマンの旦那さんの起業を助け、

苦労して「永田家」の資産を守ってきた人だから。

 

 

「今の私なら、昔の何も知らなくて
 ただ闇雲に苦労してた頃の私に、
 いろいろと教えることができる。助けられる。

 

 でもそれは叶わないことだから、
 昔の私のように困ってる人を放っておけないのよ」

 

だから、

 

「私の仕事は、保険を売る事じゃない。

 

 生きる上で切っても切れないお金に対する
 “得体の知れない不安”を払拭してもらうこと。

 

 具体的に、
 こう生きたいから、じゃあどれだけあればいい?って、
 そのために今何をして、これからどうしていけばいい?

 って気づいて行動してもらう縁(よすが)になること」

 

なのだ、と言い切ります。

 

 


私が、

「迷惑なんかかけられない」とタロウに頼らなければ、


そんな彼女の生き方や志、
彼女に助けられている多くの人の声を知ることはなかった。

 

 


お気づきでしょうか?

 

私は「迷惑をかけたからこそ」、

「こんな素晴らしいFPさんがいるんだよ」と
胸を張って紹介できるようになりました。

 

 

 

伝わってるでしょうか?


「迷惑」と思い込み、
「迷惑をかけたくない」と一人で抱え込んでしまうことが、

 

結局、誰かの活躍の場を奪ったり、
仕事の機会さえ摘んでしまう。

 

 

 

 

迷惑かけてもいいじゃん。
 

自分でできないことは、

できないって言っていいじゃん。

 

 

それが、不得手なことから解放されて自分がラクに
仕事を楽しむ道だし、

 

そんな心の状態で向き合うお仕事は、
高いパフォーマンスを生む。

 

それは即ち、お客様に
もっといい成果を上げて喜んで頂けるってことです。

 

 

そう、、、ハッキリと気づきました。

 

「迷惑」を敢えてかけることは、
結局、経世済民の大きな輪を回すことになる、って。

 

※中国の古典に登場する語で、
 文字通りには、「世を經(おさ)め、民を濟(すく)う」の意。
 (Wikipediaより)

 

 


あー、これってすごく理にかなってる。

 

エクスマの始祖・藤村正宏先生がおっしゃる
「真理」ってことなんだ、って芯から納得しました。

 

「迷惑をかけたくない」って
一見美談のようでいて、実はそうではない。

 

 

 

 

今、全国を回らせて頂いてる
「ミラサポ」の専門家派遣制度もそう。

 

ご依頼頂く事業者さんはことごとくこうおっしゃいます。

「自分でなんとかしようと思ったんです・・・」。


でも、うまくいかなくて、販促費だけが嵩んで、
「どないしたらええねん(/--)/」という所まできて初めて、
なじみの商工会議所や金融機関さんに相談される。

 


だから私、初対面の時は必ずこう申し上げます。

 

「〇〇さんは〇〇のプロでいらっしゃる。

 

 でも、『何かを伝える』こと、販促や広報に関しては
 プロではいらっしゃらない。

 

 だからご一緒に考えさせて頂くためにやって来ました」

 

 


頼るのを、「迷惑をかける」のを、
ちゅうちょしないで下さい。

 

特に第三者の意見が欲しいと思われたら、
「ミラサポ」も使ってみて下さい。

 

あなたの「迷惑」は、そこに登録している多くの専門家さんに
活躍のチャンスを提供することになるんですから。

 

 

 

 


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