大河ファン、真田ファンが今日のタイトルをご覧になったら、
「あー、あの状況か・・・。(> <;)」ってピンとくると思います。
豊臣秀頼と淀殿のもとに馳せ参じた
かつての豊臣恩顧の武将とその配下。
一見すごい人数が集まり(約10万人)、
大層な勢力のように見えて、
その実、バッラバラだったというあの状況です。(-。-;
実はそういう“結束してそうでバラバラ”って、
徳川に敗れた豊臣だけの話じゃない。
この現代にもチラホラ見え隠れしてます。
組織の中に。。。
放っておくと、
豊臣家と同じ運命が待ち構えていないとも
限りません。
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
大河ドラマ好きなら、あのシーン、
すぐ思い出せるんじゃないでしょうか。
真田幸村が大坂城に入城した場面です。
どういう状況だったでしょう?
すごく簡略化した図にしてみれば、こんな感じ。
一見、まとまった集団に見えましたが、
いかんせん、寄せ集めの“烏合の衆”で
統制がなかなかとれなかった。
例えば、「籠城」について軍議していても、こんな感じ。
↓
ベース(根底)にある「豊臣Love」という思い、
「豊臣家存続」という目的ではほぼ一致していても、
こんなふうにそれぞれの思惑はバッラバラ。
だから、同じことを話し合っているようでいて、
全く内容がかみ合っていない。
また、「打って出る」を話し合っても、同じこと。
思惑は各人によって違いました。
城内(=政策決定機関)がこんな感じだと、
たまらないのは実際に動く人達。
極端な話、もし当時の大坂城から実況中継があれば、
右往左往するこんな状況が
カメラに写し出されていたかもしれません。
「1週間分の籠城用食料を調達せよ」という指令に基づいて
動いていた兵糧調達組に、
翌日は別の「いやいや、3か月持ちこたえられる分だけ
確保せよ」という指令が届く。(^_^;)
また、忍びの者(忍者)が懐に
「兵糧応援頼む」という密書を持って城を出た途端、
「その密書取り消し!こっちの『援軍要請』に差し換えて」
なんて伝令が届き、
走り出そうと思った瞬間また、
「ちょっと待って」と別の密書を持った伝令が駆けてくる。
目的地までたどり着けしぇ~ん。
で、そこらへんでウロウロしてたら、上役に
「なんでまだ密書を持っていってないんだ!」
と怒られる。
そりゃあないですよねぇ、、、
マイクを差し出したレポーターに向かって
部下や忍者は思わず、
「あんたらのせいやん!」と叫んでしまい、
慌てて
「あっ!今のオフレコね!オフレコでお願いします!!」
なんて頼んでたかも・・・。
長くなりますので、明日「後編」に続けますが、
実は現代の私たちも、決して戦国時代を笑えない。
これと似たようなことが、
あちこちの会社で起こってますから。
ひょっとしたら、あなたの会社でも?(^_^;)
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