お客さんに「もっと聞かせて!」と言ってもらえるコツは、、、「由来講談」にあった!(後編) | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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大切なのは「売り込む」のではなく「欲しくなってもらう」仕掛け。
だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

昨日の「宿題」、いかがでしたでしょうか?(*^ー^)ノ

恐らく、「大奥」って聞くと、

ドロドロ、コワイ、トンデモナイ、
タイムスリップしても行きたくない、等々

全然いい印象が出てこなかったと思います。

私もそうです。(^_^;)


 

 


一方、「創設者」については、
ググればすぐに答えは出ましたよね。

そう、あの二人です。

 

でも不思議に思いませんでした?

通説では「仲が悪かった」とされている二人が、
なぜ“共謀”して徳川400年を支える基盤を作ったのか?

フツー、仲悪かったら、
「フンッ!あんたなんかと一緒にやりたないわけんか」・・・ですよね。


最後の小南陵さんのYou Tubeについては、
言わずもがなでご覧頂けたと思っております。(^_^)/



今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!








小説、漫画、映画、ドラマでさまざまに描かれてきた大奥。

「現代から考えると負の側面がいっぱいだけど、
 また一面、現代も顔負けな所もあった」とか、

「創設者二人の関係って、
 『従来考えられてきたのとは違う』という
 最新の学説があって、
 案外そっちの方が正しいようだ」

とかって聞いたら、「えっ!?」って思いますよね。


「それどういうこと?」と、先を聞きたくなる。



聞きたくなってもらったら(=サプライズ)、

 


後は、

通説との差(=エビデンス、データ)を示し、

 

 


「だから・・・」と、

考え(それに基づいた仮説やアイデア)を述べる。


 

 

 



この三段構えで話を準備すると、
なかなかどうして(^_^)/、
相手はあなたにすごーく興味を持ってくれます。




「そんなんメンドイ・・・」え~~


最初はそう思われるかもしれません。

 


でも、ここまで仕込んでおくと、
話の接ぎ穂に困らなくなるし、
とっさの時に会話をリカバーできます


調べて考えて・・・がルーティンになれば、
日常の仕事にもきっと良い影響が出てきます。


 

 



そうですね~、つたないですが、
B to Bの営業さんの例を考えてみました。

 


フツー、営業って
自社商品を売り込みに行くのが仕事。

それを、

 

「こんにちは。いつもお世話になっております。
 今日は私の営業ではなく、
 御社の営業のお手伝いに来ました」

とかって言ってみる。


すると、
「またうるさいのが来たな。今度は何も買わへんぞ」、
なんて身構えてた担当さんは、一瞬「へっ?」と思いますよね。





そこですかさず、

「この前〇〇に行ってみたら、
 お客様が御社の××を手に取って
 しばらく眺めておられたんです。

 でも結局、『□□が△△やったらなぁ』と一人ごちて、
 買わずに帰られた。

 しばらく観察してたんですが、
 その後何人も同じような方が現れた。

 確かに使う側からすれば、
 □□は使いにくかったんです。

 少し△△すればあの〇名の方は、
 お買い上げになってたかもしれません」

というと、「なぬっ?」になりますよね。σ(^_^;)




そこで畳み掛ける。

「もしこれが全国で起こっているとしたら、

 1時間当たり●名失客で、
 ×営業時間中×営業日数×店舗数
 =¥ン千万円をとりこぼしてることになります。



 ぜひ、□□を△△にできないかのご検討を
 されてみてはいかがでしょうか?

 

 そのためにお役に立ちそうな材料は

 当社でも取り扱っておりますので、

 よろしかったらお声かけ下さいね。

 

 あともう一つ、売場POPですけど、
 ライバル社と似た感じになってしまってるな~と
 思いました。

 できればもっと御社らしさを拝見したいです!」
 

 


なんて言ってくれる営業さんなら、訪問する度、
相手は「今度は何を聞かせてくれるんやろ?」
と待っててくれるようになりますよね。




 

 


サプライズ
=相手の商品がもっと売れるよう、
 “外からの視点を提供しに行く”



エビデンス
=相手のために見てきたこと、聞いてきたこと、
 調べたこと

 



仮説・考え・改良案
=だから、自分・自社ができること





B to Bである以上、
取引先の商品が売れれば、
その資材や原材料である自社の商品を買ってもらえる。

逆に言えば、相手さんの品物が売れへんと、
発注してもらえへんのです。
 

 


そう考えると、まず“相手を利するサプライズ”、
アリ!ですよね~。


“利”は必ず自社に返ってきますから。

 


 


“相手の利”に、
あなたの意見(視点)を役立てる。

営業さんならきっと、これくらい朝飯前っビックリマーク

ちょいと視点とやり方を変えた話法で、
業績アップ!なんて嬉しいじゃないですか~。音譜

 

 


あらら、、、結局「大奥の由来講談」の中身、
語らず仕舞いになっちゃいました。

「そこで止めんとって~」とジリジリされちゃった方、
こっそりお教えしますので、
「聞きたいねん!」とご連絡下さ~い。

ふっふっふ、、、これも手の内でございます~。
な~んてね。ウィンク




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