起業のご相談にいらした方から、
思いがけない言葉をもらっちゃいました。
それが今日のタイトル、
↓
「苦労話を、とても楽しそうに語りますね」デスです。(^0^;A
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
ご面談の場ではよく、「苦労話」というか、
「私ってこんなにアカンたれなんです。^^;」なことを
お話しちゃったりします。
それは、大阪人の常で(?)
「笑いを取りに行ってる」意味もあるのですが、
なによりも相手の方に“リラックス”して頂くため。
こんなアホなことしてきて、
こんなふうに上司に怒られた人間が
目の前に座ってるんですよ~・・・って申し上げると、
たとえ初対面で緊張されていても、
「こいつ、アカンやつやな~。(^0^;A」と
クスッと笑っていただけます。
笑いは“バリヤー”を解く最強のツールです。
確実に緊張をほぐしてもらえます。
なので、積極的に^^;「アカン話」、「苦労話」をするんですが、
確かに、、、、、、
「暗く」じゃなく、「明るく」、
もっと言えばバカ話風にお話してますねぇ。。。σ(^_^;)
指摘されて初めて気づきました。
もちろん、アカンことや、ダメ出しを食らったこと、
焦ったことばかりですから、楽しいはずがないんです。
その時は、悩んだし、苦しんだし、
「どないしたら解決できるんやろう?」と冷や汗ダラダラでした。
まあ、今だから笑える一例を挙げますと、
「明日撮影」という商品カタログのロケ現場で、
ディレクター役の上司がいきなり、
「やっぱりサッシ枠は白の方がいいな。
明日までになんとかして」と言い出しましたσ(^_^;)
(イメージですが、こういうサッシの枠が黒だったんです。)
そこは、2階まで吹き抜けのある
メゾネット型のアパートの一室。
今さら大工工事なんて頼めません。
しかもその時点で夕方だった。。。
画像処理ソフトで色を変える、という手も
なくはなかったのですが、その時点の技術では
どうしても不自然さが残る恐れがある。
(それくらい微妙な光の加減が要求される撮影でした。)
結局、どないしたか・・・
ホームセンターを探して駆けこみ、養生テープと
撮影スタッフ一同で、夜通し貼りましたよぉぉぉぉっ
徹夜の準備と翌日の本番撮影で
クタクタになったものの、後でできあがった写真を見て、
上司の指示が的を射ていたことを思い知りました。
この一件から、
懸念事項は事前に全てテーブルに乗せておくこと、
とか、
追い込まれれば人間どんな知恵でも出る。
だから最後まで諦めるな、とか、
皆で力を合わせればどんな局面も乗り越えられる、
とか、
「火事場の馬鹿力」を実感したこと、とか、
お金がなくても、時間がなくても、人手がなくても、
ベストなクリエイティブを追求し続けることの大切さ、等々
いろんなことを学べました。
(ひたすらしんどかったですけど。。。σ(^_^;))
こんなふうに、後から思い返してみれば、
その時の苦労って、しっかりと血肉になり、
苦労ではなくなってる。
だから「笑って話せる」し、
そんな“苦労”をさせてくれた上司には
ひたすら感謝しかありません。
ムチャぶりでもなんでもいい。
上司であるあなたは、時々、
愛情を持って、部下にそんな“苦労”を
させているでしょうか?
その時は嫌われるかもしれないけど、
5年後、10年後、確実に
「あの時、よくぞあれを課してくれた」と部下から
感謝されるようなことを。
時に、部下からブーイングが出ることも
その人のためだと思ったら、
深い愛情と共に、敢えてやらせるという思いやり、
“上司力”の重要な一部だと思います。
ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
人気ブログランキングの応援をして頂けると嬉しいです。