ニ〇リで見つけた布団カバー~なんでこれが今までなかったんやろ? | 目の付け所から広報まで一気通貫で考えるPRコンサルタント 堀 美和子のブログ

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だって人は、心が動かなければ行動しませんもの。
それはB to CでもB to Bでも同じ。
人間心理からストーリーマーケティング、新聞記者の経験もプラスして、あなたのビジネスを応援します。

「お、〇だん以上」で有名な「ニ〇リ」で、
ある布団カバーを見つけました。

「ひもなしらくらく掛布団カバー」


売場でガン見して、
「今の布団カバーがアカンようになったら、これ買おう!!
と固く心に誓いました。

でもそれくらい、「なんでこういうのがないのぉぉ?」って
ずーっとずーっと探してたんです。(笑)

 




(羽毛布団を出すこの時期はいつも「メンドクサイな~」と。。。(^o^;))



今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!





 

 


私が「買おう」と心に誓ったのが、これ。



 


パッと見は普通の布団カバーと変わりませんが


(ニ〇リさん、画像拝借致しました。あとで必ず買いますっ!)


高機能繊維がカバー内部に縫いつけられてて、
布団を入れるだけで!
カバーの中で布団が固定される仕組みです。(^^)v



 

 


よーするにっ!メンドクサイ四隅(+2ヵ所の場合もあり)
の紐をほどいたり結んだりしなくていいってこと。(^^♪





あ~~・・・、今、
「たかが紐結ぶくらい」って考えた方、
いらっしゃいますよね。



きっとその方は、ご自分で季節ごとに
布団の入れ替えとか布団カバーの洗濯とか
しはったこと、ないんちゃうかなぁ。。。





カバーをひっぺがして、紐ほどいて、洗濯して、

でっかいのを干して、

 

乾いたら取り込んで、
またカバーかけて、

一つの布団に付き(中に潜り込んでムム…)4ヵ所も紐結んでって・・・

1枚だけならまだしも、家族の人数分やるって、
メンドクサイんですよ~~ビックリマークショック(←心の声)



そやから、「なんで紐結ばなあかんねん。
どないかならんか?」ってずーーーっと考えてました。

少なく見積もってン十年間も。。。





な~の~で~・・・、

「ひもなしらくらく掛けふとんカバー」を
見つけた時は、積年の恋人に出会えた思い。


(「人」でなくて「布団カバー」やったってところがお笑いですけど。(^0^;A)




私が長年、求める恋人、もとい、恋布団カバーに
出会えなかったのは、

「布団がカバーの中で片寄ってはいけない」という
“業界の常識”にあったことを、

ニ〇リでこの商品を開発した人の
インタビュー記事で知りました。



同社でも従来は、

ひもで結ぶ箇所を増やしこそすれ、
減らすことは夢考えなかった、と。





しかしその開発担当者さんは、そんな中でも

「消費者に手間をかける方向にばかり

 工夫しており、疑問があった」そうです。
 

 


ひもを結ばずに済めば家事の時短にもつながる。


 どうすればひもがなくても
 布団がずれないカバーができるか模索する中で、

 『ナノフロント』という高機能繊維[帝人(株)開発]
 に目をつけたのです」と。


(ナノフロントの織物断面。同社Webサイトより。)



これはゴルフの手袋などにも使われている
滑りにくい繊維。

いいんだけれど、価格は高く、
使えば使うほど布団を入れにくくなる
というジレンマにも陥りました。


それをようやっと、
通常の布団カバー+1,000円ほどの値段にし、
ずれにくさと出し入れのしやすさを両立する商品に
仕上げたのだそうです。





 


開発者が疑問を持たず、
なんとか解決しようと四苦八苦してくれはらへんかったら、

私が積年の恋布団カバーに
出会うことはなかったし、

日本中の私と同じような思いの人が
喜ぶこともなかった。





ニ〇リと同じく、日常使う品を開発したり
販売している企業の方、

あなたが“生活者”として日常感じている“不”の中にこそ、
ヒット商品のヒントが隠れてます。


 



それを見過ごすか、
果敢に取り組むかで、

来年、再来年が変わってきますよ~。






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