最近、よく感じるようになりました。
私の役目って、究極、
「〇〇でなくていいんだ」
「〇〇していいんだ」、と
気づいてもらうこと、
ただそれだけ・・・
かもしれん、と。
今日も広報ジャーナリスト・堀美和子のブログにお越しくださり、
ありがとうございます。あなたに感謝ですっ!
とっかかりは、ホームページのリニューアルや、
POP・チラシの作り方、キャッチコピーの書き方、
プレスリリースなんですけど、
お話を聞き進むうち、ある一点を越えると
先方さんからポロポロと本音が出てきます。
その本音(=本当の問題)をどうやって解決するか
話し合いをしていくと、、、
「目が開かれた思いです」等と、
何か大事なことを見つけたような表情で
つぶやいて下さる。(ありがたいことです。m(_ _)m)
最近お会いしたあるお店の方もそうでした。
その方とも最初は店内ディスプレイや
Facebookページのお話をしてたんです。
こんなやり方もありますよ~と一案をお出しした時に、
出てきたんです、本音が。
「実はこういうお客さんのことで困ってるんです」
詳細は書けませんが、
全然悪い人達じゃないだけに、逆にどう対応すればいいか
途方に暮れている、と。
しばらく考えてて、こう申し上げました。
「お客さんって、“選んで”いいんですよ。
あなたの想い(こんなお店にしたい etc.)とか、
本当につながりたい仲間ってこんな人なんです、
とハッキリ表明して、
それに『いいね』とか、『そういうの好きだよ』とか、
『そう言ってくれる〇〇さんがいい』とかって
共感してくれる人でお店をいっぱいにしましょう。(^_^)/」
「ある意味、“わがまま”かもしれないけど、
≪自己チューでないわがまま≫って、大いにOKです!
今日いろいろ聞かせて頂いたことって、
その≪自己チューでないわがまま≫だと思うんです」
「そんなエエことも、アタマで考えてるだけとか、
ココロで念じてるだけでは、誰にも伝わりませんよね。
ちゃんと“表明”しないことには、分かってもらえない。
だって皆エスパーじゃないから。(^0^;A」
(誰もそんな能力、、、持ってません。^^;)
「お店の理念、と言い換えてもいいと思いますが、
それに共感して、納得して、賛同して、来て下さる方
~あなたが理想としておられるお客様、
本当に来て頂きたい、つながりたいと
思っておられるお客様~
が増えてくれば、自然と、
お困りの方々は来にくくなります。
『悪貨は良貨を駆逐する』の反対です。※
だから堂々と、『お店ファンクラブの〇ヶ条』を決めて、
Facebookページとかに載せてみられては?」
※一つの社会で名目上の価値が等しく、
実質上の価値が異なる貨幣が同時に流通すると、
良貨はしまい込まれて市場から姿を消し、
悪貨だけが流通するという「グレシャムの法則」のこと。
江戸幕府も、金の含有量を減らした(=額面通りの
価値のない)小判を流通させて失敗しましたよね。σ(^_^;)
そこまで一気にお話した時に、
先程の「目が開かれた」発言が出てきました。
察するに、その方の心の奥深くには、
「お客様は神様」、
「〇〇店というのはこういうものだ」、
「そこで展開する販促はこうでなければならない」、etc.
という“呪縛”があった。
そんなありもしないものに縛られている限り、
どんなに素晴らしいものがあっても見えない。
目を開かなければ、身近にある大切なものにも
気付かないってことです。
せっかく、奥さまが“アイデアの宝庫”でいらして、
「実は前から◇◇みたいなこと、やってみたいと思って」
らしたのに、全然お気づきでなかった。(^_^;)
「えー?!そんなこと考えてたん?w(@o@)w」
と驚いておられましたから。
灯台下暗しというかモッタイナイというか。。。
無意識に自分を引きとめていた“ストッパー”を外し、
ご夫婦二人の間にあった“見えないダム”のようなものも
崩せたみたいで、
結果オーライ・・・かなぁ~と思ってお店を後にしました。
↓
(「ダム決壊」(笑)こういうことですかね~。)
それって、
具体的な販促テクニックよりも遥かに大事なことだから。
“効果の上がる販促手法”を求めて
いろんな本を読んだり、セミナーを受けまくっておられる方、
一度、自分は何に遠慮しているのか?
何をタブーと考えているのか?を、
自問自答してみて下さい。
表面だけ見てては見えない
“隠れてる原因”を見つけ出した方が、
業績もスタッフさんとの関係も良くなっていきますよ~。
ご訪問ありがとうございました。m(_ _)m
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