2017年5月19日

追い詰められている息子

このブログでは、度々うちの娘のことを話題にしてきました。小さい頃はとても明朗活発で外交的だったのに、吃音に始まり抜毛症、OCD、不安症、摂食障害、パニック障害と、様々な心の病気で苦しんできましたから。

それに比べて、うちの息子がずっと心身ともに健康だったかというと、そういうわけではありません。ストレスは大きかったはずですし、同じストレスが病気になって出てきた娘の方に親の注意関心が向けられてきたので、息子はどんな気持ちでいたのでしょうか。

両親が二人そろって「うつ」で寝込んでいたりした時期があるわけですし、影響があったはずなんです。

息子が現在まで何とかやってこれたのは、おそらく彼がファンタジーの世界に逃げてきたからじゃないかと私は思います。映画やビデオやゲームの世界に。

この息子は、小さい頃は人並み外れて内向的でとても繊細なところがある子供でした。お店で何かを自分で買うことができない子で、小学校の4年生になってもまだドーナツショップでドーナツ1つさえも頼めない子でした。

ハイスクール卒業後にアルバイトをしたらどうかといくらけしかけても、結局何もできませんでした。運転の練習を最近までずっと避けてきたのもそうですが、何事にも不安や心配が強過ぎるのです。

人には2つのタイプがありますよね。

批判されたり怒られたりした時に、負けるものかとやる気を起こすタイプとつぶれてしまうタイプです。うちの息子は後者だろうと思います。周囲のネガティブな反応に弱いところは私と同じです。

うちの夫が双極性障害の「躁」だった時、些細な事で激しく怒ることがありましたが、ある日、息子がインターネットを使い過ぎだと激怒して息子に殴りかかる勢いで怒り狂ったことがありました。その時、息子がしたことは家出でした。

辛いことがあると、その辛いことから逃げるしか対処する方法を知らない、そんな子供だったのです。

この息子ですが、いまだに就職できていません。やりたい仕事の求人が非常に限られているので競争率が著しく高く、そもそも求人なんてめったに出ないのだからどうしようもない。めったにない求人があっても大変厳しい条件がついている。

自分に欠けている技術を習得するべく、最近は毎日一日中絵を描いています。

昨年12月に AIE(Academy of Interactive Entertainment)という専門学校を卒業した後、期待していたように就職できなかったことから落ち込んでいましたが、今はとにかく夢に向かって頑張って絵を描いているわけです。

アルバイトをして少しでも生活費を稼ぎながら、絵を描くべきだと本人も考えていますが、内向的な息子には店員のような仕事はハードルが高いので、アルバイトを探すということだけでも大変なことのようです。

プレッシャーにつぶれる人にプレッシャーを掛けても意味がないですから、お母さんとしては対応に苦労しています。

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