2017年5月23日

恩義より給料の転職事情

先日、うちの夫が勤めるツールショップの近くに新しいツールショップがオープンするという話を聞いてきました。ニュー・サウス・ウェールズ州で展開しているツールショップ会社のヴィクトリア州進出第1号店だそうです。

商売敵の進出!

「これは売上に影響が出そうだな」などと感想を述べる私に、夫は転職する気があると言うのでした。現在勤めるショップのオーナーは、とても良い人達(夫婦)だけど、何しろ給料が低い。

進出してくるツールショップは、基本給だけでも現在よりも高い上に売上の歩合をもらうから、夫のように売上の高いスタッフは給料も高くなるのだそうな。

求人サイトを見てみたら、その会社の求人広告を見つけたので夫に見せましたところ、今日仕事が休みだった夫は、朝ご飯を食べてからその会社に履歴書を送ったそうです。

さて、シャワーでも浴びようとしていた夫の携帯電話が鳴りました!

その会社からでした。(えっ、もう!)

会社のオーナーが現在メルボルンに向かっているところだから、面接に来れるかということだったらしい。そこで、夫がそのオーナー様を空港でピックアップしてメルボルン市内にお連れするその車の中で面接をするという手はずになったそうな。(ホントか!)

大慌てでシャワーから出た夫は、ゴミ屋敷状態の自分の車では流石にアレなので私の車で出かけました。(そりゃそうだろう…)

しばらくして電話があり、その会社への就職が決まったとのこと。(えええっ?)

その後、正式な契約書類のやり取りがあって(全部メールで)、夕方には現在務める会社のオーナーに退職願を伝えに行きました。しかし、奥さまのお誕生日ということでオーナー夫婦は不在。

お誕生日のお祝いの最中に電話で退職の意を伝えるのはどうもねえ。だから、明日伝えるんですって。

昨年、双極性障害2型の「うつ」から回復し始めた時に、夫を雇ってくれて親切にしてくださったオーナーご夫婦ですが、現在精一杯の給料を払ってはくれているらしいけど、その給料は家族を養うには足りないわけで、私の仕事が少ない月は家計のやりくりが困難になるのです。

やる気次第で給料大幅アップというのは、仕事に張り合いが出ますしね。

願わくば、転職早々に目が見えなくなるということになりませんように。(スターガルト病という目の病気があるのです。)

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