大輔くん男子FPの解説&小平選手へのエール
真夜中のストーリーから明けて
大輔くんの解説をまとめたいと思います。
このオリンピックの時期は、アクセスがびっくりするほど多くなります。(まじで)
高橋記事ばかり書いている私ですが、来てくださっていることに感謝します。
大輔くんは、キャスターとして閉会式まで突っ走るので、私も一緒にがんばります。
大輔くんも、スケートだけでなく、たくさんの選手の試合を目にして
歓喜の輪のなかにいて
元アスリートとして、思うこともあるかもしれないですね。
キャスターの仕事が終われば、またスケーターとして氷にもどってきます。
感度のいい大輔くんが、このオリンピックでの歓喜をエネルギーにして
次に舞台につなげていくことを期待しています。
早く、早く、大輔くんの作品が見たいです。どんな新しいものを届けてくれるのか
私も楽しみにしています。
昨日のHEROS動画をおかりします。
歴史的瞬間に立ち会えて、最高の一日。
演技は応援で精一杯だったので涙は出なかったが
1.2フィニッシュがきまった瞬間に涙があふれてきました。
本当に嬉しかったですね。
全国民が待ちに待った君が代が聴けて感動の一日だった。
メダル圏内に入ってくる選手、ミスがあってもひとつくらいでしたので
ほんとに、恐ろしい時代になったなあって
あらためて思いましたね。
(この4年間の進化について)
4回転の数が増えたのもあるが
2種類以上を跳ぶ選手ってのも増えてきたってところが
こういった要因なってきたのかな。
急激に数が増えていくのでどこまで進化するのかな。
(ネイサンついて)
4回転は5回成功っだったですけど、6回でもいいくらい・・
あの、朝の公式練習から4回転ジャンプかなりやっていまして
自分の100%の演技をするしかないという、強い気持が見えた。
(男子について)
これ以上どう進化していくのか、
ハイレベルですので
このあとの4年間、どうなっていくのか楽しみですね。
こちらは私より(画質悪ですが)
大輔くんが小平奈緒ちゃんについてエール。
「今季、男子モーグル、女子スキージャンプ、スピードスケート女子、そして今日の男子フィギュアで
初のW表彰台ですから、今大会、「初」がついてきているんですね。
ですので、小平選手、初の金メダルみせてくれるんじゃないかと思います。」
透視線(高橋大輔)
羽生の闘志 フィギュア会場を支配
ボン、と曲に合わせて演技を始めてすぐ、羽生結弦は会場の空気を一気に自分のものにした。演技を通して五輪にかける思いが伝わってきた。
体力への不安はあまり感じなかったが、演技後半の4回転トーループをステップアウトしたあたりから足にきていた。最後の3回転ルッツはよく着氷したと思う。
いつものようなギラギラ感はなくとも、静かに心の中で燃えているようだった。ケガからの復帰は想像以上に大変だったのだろう。滑れないまま五輪まで1カ月となったら、並の選手なら諦めかける。そこが羽生の違うところ。ここまで戻したことが、常人の想像の範囲を超えている。
そんな気迫のこもった演技の直後に登場したフェルナンデス。SPに続き、フリーも「いいもの見たな」という素晴らしい演技だったが、羽生のあの気迫の後では弱く見えてしまった。
1本目の4回転サルコーの着氷が微妙で、2本目は2回転になった。これが4回転だったら、全体の印象も変わっただろう。ただ、羽生が後半に4回転ジャンプを2度入れていたので、ミスなく滑っても勝てなかったかもしれない。
この2人に続いて最後に滑り、あれだけの演技をした宇野昌磨には感動した。冒頭の4回転ループの失敗は織り込み済みだっただろう。だから次の4回転フリップを決めると、気持ちが乗っていけた。このまま最後までいけるかな、と思ったら後半の4回転トーループが詰まってしまったのは惜しい。それでも好演技には変わりない。20歳で初めての五輪で銀メダル。自分の同じ年の頃を考えたらすごいと思う。
SP4位の金博洋はフリー上位4人と比べ、スケートが滑らなかった。いつもよりステップも硬かった。SP3位の宇野と僅差だったから、中国男子初のメダルを意識したのだろう。今はまだ技術点で勝負している金博洋には、「失敗できない」というプレッシャーがかかった。
フリー1位になったチェンはSPでメダル圏外となり、吹っ切れていた。朝の公式練習でもジャンプを跳びまくっていた。SPで出遅れたからこそできた演技であり、SPで上位に入ったらここまでできたかどうか。
多くの4回転ジャンプをプログラムに入れる時代になったが、上位3人のジャンプミスは1つだけ。そんなハイレベルな戦いで、日本が金銀を独占する日がこんなに早く来るとは。すごい時代になったと思う。そもそもフィギュアで金銀を独占するのは、ロシア(旧ソ連)以外では非常に珍しいのだ。羽生や宇野は簡単に超えられる存在ではないが、若い選手たちは彼らを目指して頑張ってほしい。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27058860X10C18A2UU2000/?pye=1