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有礒正八幡宮【富山県高岡市】

2017年08月22日 22時39分26秒 | 建物
 伝建地区に指定されている「金屋町」エリアから西北に鎮座する『有礒正八幡宮』は、金屋町の氏神である石凝姥命(いしこりのどめのみこと)が祀られている神社です。慶長15年(1610)に高岡城が築城された際に「有磯宮」と「横田正八幡宮」の二社が合祀されています。「有磯宮」は有礒神と綏靖天皇が祀られていて、「横田正八幡宮」は応神天皇外三柱(神功皇后、仁徳天皇、武内宿禰)が祀られています。
 昭和10年(1935)に造営された社殿は、「有磯造り(八棟造り)」と呼ばれる躍動感あふれる屋根がとても印象的な建物です。国の有形文化財に登録されています。




 境内入口の鳥居は、木製の台輪鳥居で、随臣はブロンズ像です。この随臣は、地元横田町にて制作活動をしていの高岡銅器の代表的な原型師である米治一の初期の作品だそうです。




 境内には、高岡市保存樹木になっている「親子抱き合いの欅」が存在感を放っています。


 神社境内には、石垣で囲まれている箇所が見受けられるのですが、神社が街道の要所にあたることから、築城様式の石垣を築いたのではないかと考えられています。





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