大手企業の内定を取るための三流大学の学生の思考とは?

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大手企業に入りたいと思った時、あなたの大学のランクがさほど高くない場合に
受けるべき?回避するべき?
と聞かれたらあなたは何と答えるだろうか。

表向きはほとんど学校名は関係なく
「人物重視」「人柄重視」と謳う企業が多い。

しかし実際はどうだろうか?

大手企業が内定を出す学生を選考する際に指標としているポイントとその対策をお伝えしていこうと思う。

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大手企業が内定を出す学生の特徴

大手企業と呼ばれる企業が内定を出している学生にはどのような要素があるのか?
これは大体決まっている。

●一定レベル以上の大学の学生

先に核心を述べてしまうと、
実際のところ、大手企業は履歴書の書類に書いてある学校名でふるいにかけている。
残念ながらまぎれも無い事実だ。

でもそれを気にする事はない。

もし学校名だけであなたが落とされた企業があるとしたら
その会社はあなたの人生にとってあまり重要ではない会社だったと言う事だ。
こればかりは嘆いてもしょうがない。
そういう企業は逆にあなたの方からふるいにかけて外したと考えよう。

●何かに徹底的に打ち込んで成果を出した学生

これは大手、中小、ベンチャーに限らず言えることだが、
部活やサークルなどなんでもいいが
一つのことに徹底的に打ち込んで成果を出した学生は評価が高まりやすい。

なぜかというと一つのことにおいて成果を出すために試行錯誤を重ねてきた経験があると判断されるからだ。

仕事というのは決まったやり方やシステムをずっと採用し続けるわけではない。
より成果を出すために仮設と検証を繰り返しながら多くの試行錯誤を繰り返していかないといけない。
根気強く一つのことに取り組んで成果を出せる人材は非常に重宝される。

ちなみに①の一定レベルの大学の学生がなぜ評価されやすいかというと、
入学の際に勉強という分野で一定の努力をしたという評価を得られるからだ。
三流大学では正直あまり努力しなくても入れるからね。
そういう部分では三流大学の学生はやはり大手企業の選考には不利になる。

●行動力とスピードのある学生

社会人になると大きく感じる部分になるが、
ビジネスは行動力とそのスピードが命だ。

しばらく放っておくとすぐにチャンスは消え失せてしまう。
「チャンスの神様は前髪しかない」とはよく言ったもんで、
ボーっとしていると機会を損失する。

チャンスの神様が通り過ぎてからでは後ろ髪がないので引き戻すことができない。

「すぐにやる」、「何回もどんどんやる」

こういう姿勢を感じてもらえると評価が上がりやすい。

三流大学でも大手企業から内定を取るための方法

しかし3流大学と呼ばれる学校からでも大手から内定を取る学生はたくさんいる。

そういう就活生がどうやって内定を得ているのか?
どういう考え方でどのように行動すれば大手企業から内定を取れるのか?

当然これは正攻法で行ってもダメ。
ポイントを確実に抑えて対策をする必要がある。

 

①設問や質問の意図に沿った回答をする

例えばエントリーシートに「資格」という欄があり
10行以上のかなりのスペースがあったとしよう。

仮にあなたは資格をな~んにも持ってないとしよう。
さてあなたはどうするだろうか。

A:資格ないから「特になし」と書く。
B:なぜ「資格」の欄がそこまでスペースが広いのかを考える

同じく「ゼミ」という欄があり
同じく10行以上のかなり広いスペースがあったとしよう。
しかしあなたはゼミに所属していない。

A:ゼミに所属してないから「所属していません」と書く。
B:なぜゼミの欄がそんなにスペースが広いのかを考える。

それぞれの問題でAの書き方をしてしまうと完全にアウトだ。

つまりBのように聞かれた質問の意図を読む必要があるという事だ。

資格の欄が大きい
→資格をとる事を通してどんな経験や価値観があるのか?
→これから勉強する資格についての目標や行動計画を書く。

ゼミの欄が大きい
→ゼミを通してどんな事を集中的に学んできたのか?
→ゼミには所属してなくても集中的に取り組んだ分野の実績や工夫を書く。

そう、なぜその質問を聞きたいのかという「意図」を考えよう。
大手企業から内定を取れる就活生は学歴に関係なく
その質問の意図を考え、企業の聞きたいことに対して的確に答えている。

そうすればストレートに考えると書けない答えでも、
求められる答えを導きだせるようになる。

何か資格があるのであればその資格を書いて、
それを取得した時にどのような困難をどのように工夫したか
を詳しく書けば設問、質問の意図に沿った答えが欠けているというだ。

②自分の一番いいアピールの仕方を理解し他の学生と差別化する

野球では
2番バッターとしてバントなどの小技を徹底的に磨く、
4番バッターとしてチャンスで一発を打てる強いパワーをつける
代走のスペシャリストとして盗塁を徹底的に磨く
などの自分のアピールの仕方がある。

大手企業から内定を得るためには三流大学の学生でも、
何か一つでいい、一流大学の学生に負けない自分だけの武器を持ってほしい。

総合力では一流大学の学生にはあなたは勝つことはほぼ不可能だ。
今までの過程で確実に軍配は一流大学の学生に上がってしまう。

●継続することは誰にも負けない
●自分から人脈を切り開く行動力は誰にも負けない
●調査と立案は誰にも負けない

というような何か一つとがったポイントを自己分析しながら決めよう。

③秀逸なレポートを作成する

大手企業から内定を得るためには
まず先にも一流大学の学生と「差別化」を図る必要があると書いたけど、
要は他のライバルの学生がやらないことをやってアピールする必要がある。
しかも秀逸なアイデアで。

僕がおすすめしているのが面接でのレポート提出だ。
あなたの志望する大手の会社に入りたいという熱意を行動で示すという事だ。

実際僕がアドバイスした就活生でこれをやって外した人はいない。
労力のかかることだけど三流大学の学生が大手企業から内定を得るためには
それくらいのことをやってでも差別化を図ってアピールする必要がある。

レポートの内容についてはこちらの記事を参考にしてほしい。
第一志望から確実に内定を得る方法

レポートというのは何をおいても
「活躍してくれそうだな」という印象を与えることができる効果的な方法だ。

是非実践してみてほしい。

まとめ ~大手企業の内定を取るための三流大学の学生の思考とは?~

大手企業が内定を出す学生の特徴
●一定レベルの大学の学生
→学歴フィルターはある程度しょうがない。割り切ろう。

●何かに徹底的に打ち込んで成果を出した学生
→部活、サークルでも徹底的に打ち込んだ経験は武器になる

●行動力とスピードのある学生
→ビジネスは「すぐにやる」というスピードを兼ね備えた行動力が全て

三流大学でも大手企業から内定を取る方法
①設問、質問の意図に沿った回答をする
→何を聞きたいか、知りたいかを考えて回答することは確実に必要。

②自分にしかできない、誰にも負けないアピールポイントを一つだけ作る
→弱者の戦略。有名大学の学生には正攻法では勝てない。勝てるポイントで勝負!

③秀逸なレポートを作成する
→調査と自分なりの見解をまとめて提出しよう!

今日はここまで!