今日、とっても素敵な言葉と出逢いました。
「風が強い日に、種は飛ばされ、蒔かれる」
この週末、九州から関西に大型の台風が上陸しそうです。
被害が出ないことを心から祈っています。
天候は、穏やかで災害などないことが一番です。
それは、人生においても同じ。
できるだけ穏やかな、平穏無事な日常がありがたい。
ただ、生きていると、色々なことがあるものです。
晴れの日、雨の日、日照りの日、
風が、それも逆風が尋常でないほど強い日。
そんな逆風の真っ只中のいる時、
この言葉が私たちに勇気を与えてくれるかもしれません。
「風が強い日に、種は飛ばされ、蒔かれる」
風に翻弄されている中で、種がその風によって運ばれ、
どこかの土の上に落ち、やがて芽吹くこともある。
風が強ければ強いほど、
驚くほど遠くまで運ばれていく。
逆風の中で、自分がどのように振る舞うのかを、
誰かが見ている、そう考えてもいいのかもしれません。
今できることは、限られている、
しかも暴風の中で身を守ることしかできない状況、
それでもなお、自分にできることを、小さなことでもやってみる。
あるいは、平穏な時から、
いつでも風に運ばれる種を用意しておく。
今日、自宅に新刊の見本が10冊届きました。
今、新刊が出た時の恒例の行事に来ています。
自宅近くの第二のリビングであるbar「hang」さんに本の奉納。
じつは、1週間前からお酒をやめていて、
今日も、ライムソーダを飲んでいるのですが、
この恒例行事だけはやめられません。
縁起担ぎなのです。
※本の横にあるドリンクは、ノンアルコールのライム&ソーダ。
初版の最初の一冊、最初のサイン本をこちらのbar「hang」さんへ。
こちらのbarで新しい本の新しいサインを考える。
これが恒例行事です。
この本が、種となって、たくさんの人の心に蒔かれますように。
これから風が強くなる大阪、bar「hang」にて。